右ハンドル仕様&過激改造された1994年式・日産「シルビアS14」がオークションに登場!まだまだ入札中も300万円超えは余裕か

2020-05-27

~安定の改造モデルとなる「シルビアS14」がアメリカのオークションにて登場~

アメリカ・カリフォルニア州サンプレスのTopRank International Vehicle Importersにて、1994年式の2ドアスポーツクーペ・日産「シルビアS14(Nissan Silvia S14)」が出品されていることがわかりました。

今回出品されたモデルは、1993年末に日本にてデビューした一台で、先代の”S13”よりも車高が低くワイドなボディを持ち(全長4,520mm×全幅1,730mm×全高1,295mm、ホイールベース2,525mm)、ハンドリング性能と乗り心地が僅かに向上。
「シルビアS14」の丸みを帯びたボディスタイリングは、当時の国産スポーツの中でも大柄にも見え、日本市場では大きな人気を得た一台でしたが、海外での販売は今一つだったようです。


~日本国内での人気が高く競合も多かった「シルビア」~

このモデルの主な競合といえば、トヨタ「セリカ」や三菱「エクリプス」、スバル「インプレッサ」、ホンダ「インテグラ/プレリュード」、マツダ「MX-6」といった国産を代表するモデルばかり。
しかも今回のモデルは右ハンドル仕様で、走行距離は52,133kmとそれなりに走り込まれている改造モデルとなります。

ボディカラーは、スポーティなボディスタイルを際立たせるためのホワイトパール仕上げで、社外製フロントカナードやフロントスプリッター、リヤウィング、Koukiテールライト、大口径エキゾーストパイプを装備しています。

更に足元には、Work CR Kai製フロント17インチ・リヤ18インチの異径アルミホイールを装着しています(ブレーキキャリパはかなり渋いゴールド?)。

インテリアについては、ナルディステアリングホイールやGreddyシフトノブ、Defiゲージ(ブースト&水温)、Greddyゲージ(オイルプレッシャ/オイル計)、Bride Brixシートと抜かりなき改造多数。

~エンジン系も大胆に改造、もちろんメンテナンスもバッチリ~

パワートレインについては、排気量2.0L SR20DET直列4気筒ターボチャージャーエンジンをベースしながらも、HPRラジエーターやフロントマウントインタークーラー、アフターマーケットターボマニホールドを備えたHKSターボ、SARD燃圧レギュレータ、イエロートップインジェクターといったチューニングキット、そしてオイルフィルターの再配置とオイルクーラー、エアフィルター、ブーストコントローラーも特注のものを搭載。
トランスミッションは5速MTとなります。

なおメンテナンス性においてはしっかりと手が付けられており、スパークプラグやバッテリ、ファンベルト、Trustエアクリーナーフィルター、タイロッドエンド/ボールジョイントブーツ、フードエンブレム、ワイパーブレード、オイルフィルター、リヤデフ、エンジンクーラント、ブレーキフルードが全て新品に交換されています。

現時点での入札額は約220万円となっていますが、300万円以上での落札は確実ではないかと思われます。

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Reference:motorious