アウディ「A3カブリオレ」があまりに売れず2020年に販売終了へ。9月には新型「A3」の発表も控えている模様

2020-05-27

~アウディもフォルクスワーゲン同様にラインナップモデルの縮小化を進行中~

アメリカ市場において、アウディの数少ないオープンモデルの中で最もリーズナブルな価格帯にて購入可能であった「A3カブリオレ(Audi A3 Cabriolet)」ですが、このモデルが2020年に販売終了することがわかりました。

またこのタイミングに合わせて、9月より開催されるフランクフルトモーターショー2019にて、マイナーチェンジ版と思われる2020年モデルの新型「A3」も発表されるとのことで大きな注目が寄せられています。


~アウディのオープンモデルの選択肢はある程度限られたものになってきている?~

今回「A3カブリオレ」が販売終了すると言うのは、自動車ニュースサイトCar&Driverからの情報で、同車の年間販売台数が徐々に低下していることに加え、オープンモデルの選択となれば「TTロードスター」もしくは「A5カブリオレ」という意見が非常に多く、「A3カブリオレ」の存在意義が想像以上に低いという意見があること、加えてアウディは密かに販売需要の低いモデルも含めてラインナップモデルの縮小化を図っていることが背景にあるそうです。

ちなみに「A3カブリオレ」は、アメリカ価格にして約413万円から購入可能な最もリーズナブルなオープンモデルであり(「TTロードスター」は約514万円から、「A5カブリオレ」は約543万円から)、パワートレインは排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力187ps/最大トルク300Nmを発揮。トランスミッションは7速デュアルクラッチトランスミッションのみを搭載します。
直線のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が6.9秒、最高時速は209km/hにまで到達するパフォーマンスの高い一台となっています。

「A3カブリオレ」の駆動方式は前輪駆動(FF)を基本としていますが、”クアトロ・バリアント”に関しては四輪駆動(AWD)を搭載し、同じパワートレインを採用しながらも最高出力231ps/最大トルク350Nmにまでチューンアップしています。
これによるパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が先ほどの前輪駆動モデルよりも0.2秒速い5.9秒で、最高時速は変わらずの209km/hを実現します。

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Reference:CARSCOOPS