トヨタ「2019年はGRスープラの発表だけでは止まらない。他のスポーツカーも登場するかもしれないぞ」→「セリカ/S-FR」等が東京モーターショー2019にて登場する可能性も

2020-05-27

~トヨタはやはり「GRスープラ」以外のスポーツモデルを考えているようだ~

前回の記事にて、トヨタ唯一の2シータスポーツミドシップ「MR2」が2024年に登場する?との噂が浮上していることをお伝えしましたが、以前トヨタ自動車の社長である豊田章男 氏と自動車ニュースサイトAutocarイギリスのインタビューにて、「2019年はGRスープラだけでなく、別の後輪駆動搭載のスポーツモデルも登場するかもしれない」とコメント。

これについては、あくまでも話題作りのためにコメントしたものなのか、自身がスポーツカーやレーシングカー好きであることを再確認し、本格的にスポーツモデルのラインナップ化を進めていくために”事実”として発言したものなのかは不明ですが、実質トヨタという安全性と信頼性に偏った面白みに欠けるようなイメージを払しょくすることと、豊田章男 氏の開拓精神の高さを考慮するとあながち期待しても問題ない発言なのかもしれません。

それでは、”別の後輪駆動搭載のスポーツモデル”とは具体的にどういったモデルが挙げられるのかを考えていきたいと思います。


~早速どういったモデルが登場するのか考えてみよう~

現時点で考えられるモデルとしては「MR2/セリカ/SR-F」ですが、「MR2」に関しては先述にもある通り、2024年に登場するかもしれないとのことで、今回の候補からは一旦除外しときましょう。

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①最有力候補の「セリカ」

そうなると残りは「セリカ/SR-F」ですが、まずはトヨタとしても何が何でも市販化に漕ぎ着けたいと考えているのが「セリカ」。

これについては、トヨタも既に商標登録を完了していて、同社アシスタントチーフエンジニアである甲斐将行 氏も「市場からの復活の声も多く、大きな需要を得ることは間違いない」と確信しており、既にその話も進んでいるとコメント。

もちろん、設計・デザインコンセプト等は何も明らかになっておらず、どういったところにターゲットを置くべきかも現時点では不明なままですが、最後に製造された「セリカ」は前輪駆動(FF)ではあったものの、もしかするとTNGAのFRプラットフォームを採用してくる可能性もあるかもしれませんね。

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②謎の噂程度で消滅した「S-FR」

そしてもう一つが、かなり注目を集めているコンパクトFRスポーツモデル「S-FR」。
これについては本当に市販化されるかも?と当時大きな話題を呼びましたが、今では全く話題にすら挙がっていない謎のモデル。

ただ、トヨタが市販する「86(ハチロク)」よりも下位モデルで更にコンパクト化された一台であるとして、その存在意義としてはマツダ「NDロードスター」のトヨタ版といった感じでしょうか。
サイズ感としてもほぼ同じ内容ですし、何よりも車体重量は1,000kg前後を実現しながらも4シータレイアウトというスパルタン且つ実用面も兼ね備える一台となっているため、もしかするとこのモデルの登場の可能性も十分にあるかもしれませんね。

~発表時期はやはり10月末の東京モーターショー2019か~

そして上記のモデルがささやかれる中で、発表時期は2019年のいつなのか?というところですが、これはやっぱり10月24日より開催される東京モーターショー2019が最も濃厚で、恐らく9月末から10月頭頃にティーザー画像がリリースされるのではないかと予想。

仮に市販モデルとしてでもコンセプトモデルとしてでも、登場するしないにしても、トヨタの新たな風を吹き込む開拓精神の高さは評価すべきポイントだと思いますし、「トヨタはまだまだスポーツモデルを発売していくはずだ!」と思わせることも狙いの一つなのかもしれません。

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