2020年モデル・新型「ゴルフ8」以上の高い注目を受ける?フォルクスワーゲン・新型セダン「ヴィルタス(Virtus)」が遂にデビュー!

2020-05-27

~実は隠れた人気を持つ「ヴィルタス」~

アメリカ含め、メキシコ市場において乗用車の販売台数は著しく減少し続けていますが、フォルクスワーゲンがそういった問題を払しょくすべく、新型サブコンパクトセダンモデル「ヴィルタス(Volkwagen Virtus)」を発表しました。

このモデルは、元々「ポロMk6」をベースにしていて、2018年初めにブラジルを始め南アメリカ市場にてデビューし、「ヴェント(Vento)」の後継モデルとしてではなく、「ヴェッタ(Vetta)/ジェッタ(Jetta)」の中間に位置するモデルとなります。


~「ヴィルタス」は新興市場では圧倒的な人気モデルで、新型「ゴルフ8」よりも注目度が高い?~

なお「ヴィルタス」は、小型モデルとしての需要が依然として高い新興市場向けに特別に設計されたモデルであるとして、メキシコのAutonews Mexicoの情報によれば、メキシコ自動車ディーラ協会が発表した小型乗用車の2019年上半期の新車販売の55%を占めているとして、今後フォルクスワーゲンが発表・発売する新型の主要ハッチバックモデル「ゴルフ8」よりも高い人気を誇るのでは?との見方も出ているそうです。

新型「ヴィルタス」は、MQB-A0プラットフォームを採用し、既存モデルとなる「ヴェント」よりも長い98mm長い2,651mmのホイールベースを備え、足元のスペース確保はもちろんのこと、トランク容量も521Lとかなりの荷物を積載することが可能となる実用的なセダンとなります。

エンジンラインナップは一種類のみで、排気量1.6L 直列4気筒ガソリンエンジンを搭載し、最高出力110ps/最大トルク155Nmを発揮。
トランスミッションは5速MTが標準装備となりますが、オプションにて6速ティプトロニックオートマチックが搭載可能となっています。

その他標準装備されているものとしては、BluetoothやAndroid Auto/Apple CarPlay、ミラーリンクコネクトを備える6.5インチタッチスクリーンインフォテイメントシステム、USB/SDカードポート、本革巻マルチファンクションステアリングホイール、高さ調整可能なドライバーズシート、6スピーカーオーディオシステム、そして安全機能については、4つのエアバッグシステム、ABS、電子暗転制御も搭載。

気になる価格帯についてですが、5速MTモデルが約149万円から、6速ATモデルが約160万円からの販売となります。

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Reference:CARSCOOPS