1,200馬力発揮のEVスーパーセダン・Drako「GTE」が世界初公開!ライバルはテスラ「モデルS」で世界限定25台のみ、価格は約1.3億円【動画有】

2020-05-27

~また新しい新興メーカからとんでもないスペックのEVスーパーカーが登場~

先日より開催中のぺブルビーチThe Quailにて、EV新興メーカであるDrakoが最新スーパーセダン「GTE」を世界初公開しました。
今回公開された「GTE」は、旧世代フィスカー「カルマ」をベースにした一台で、細長いフロントヘッドライトやカーボンファイバフード、100%電気自動車とは思えない設計が施された大口化されたエアインテーク付のフロントバンパー等が装備されています。


~「GTE」は空力特性を考慮したハイパフォーマンスモデル~

サイドのデザインを見ていくと、スポーティなサイドスカートと、ポップアップ式ドアハンドルが搭載され、最大限の空力特性を考慮。

リヤデザインはこんな感じ。
どこかで見たことあるようなデザインですね…とりあえずド派手なリヤディフューザーとリヤスポイラーを装着することでフロント・サイド同様に空力を考慮したデザインとなっています。

インテリアは一部のみ公開されていますが、車内は4人乗りレイアウトになっていて、レザーとアルカンターラを採用したバイマテリアルスポーツシートが設定されています。
その他には、タッチスクリーンインフォテイメントシステムやカーボンファイバトリムも備えているものの、どういったレイアウトとなっているかは不明なままとなっています。

~新興メーカらしいぶっ飛んだトルクを発揮~

気になるパワートレインについてですが、90kWhのバッテリパックと4基以上の電気モータを搭載することで、システム総出力1,200hp/最大トルク8,800Nmを発揮という自然吸気エンジンもしくはターボエンジンでは実現できない桁外れのトルクフルな走りを提供します(ちなみに競合はテスラ「モデルS」とのこと)。

直線性のパフォーマンス性においては、0-100km/hの加速時間は言及していないものの、最高時速は332km/hにまで到達するそうです。

なお充電時間については、15kWのオンボード充電器を採用する一方、最大150kWののDC高速充電器も使用できることを発表しています。

その他の機能性においては、オーリンズサスペンションやブレンボ製カーボンセラミックブレーキを装着することで、コーナリング精度を高めることはもちろんのこと、サーキット走行において大きな記録を更新することが期待されています。

なおこのモデルは世界限定25台のみ販売されるそうで、その価格帯は約1.33億円からの販売となりますが、本当に市販化まで漕ぎ着けるのかまでは不明なままとなっています。

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Reference:CARSCOOPS