えっ、本当に?トヨタ・新型「TJクルーザー」が東京モーターショー2019に出展し、2020年春頃にはデビューするとの噂が浮上

2020-05-27

~あの「TJクルーザー」が本当に市販化する?~

東京モーターショー2017にて突如として登場したトヨタのウルトラボックス型SUVコンセプトモデルとなる「TJクルーザー(Toyota TJ Cruiser)」。
このモデルが、今年10月に開催される東京モーターショー2019にてプロトタイプモデルが出展されることに加え、更には2020年春頃にデビューするかもしれないと自動車情報誌ベストカーが報じています。


~ところで”TJ”ってどういう意味なの?~

「TJクルーザー」といえば、SUVとミニバンスタイル(スライドドアも特徴)を掛け合わせた特殊なジャンルのクロスオーバーモデルということで、”ツールボックス&ジョイ(Tool&Joy)”というイニシャルコンセプトが名付けられ、さらにここにトヨタの長寿モデルともいえる”クルーザー”を組合わせたドリームモデルと言われています。

当時東京モーターショー2017にて発表された「TJクルーザー」は、フロントフードやルーフ、フェンダーに特殊なコーティングを施していることから、誤って別の物体が接触してきても、キズや汚れが付きにくくなっているとのことで、悪路での走行を行った際には、泥水等もほぼ付着せず常にクリーンな状態を維持することができると説明していましたが、市販モデルではそれが実現できるかは不明。

~エンジンはガソリンモデルとハイブリッドモデルの2種類が濃厚?~

プラットフォームは、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)が採用されていて、パワートレインは排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンと、「プリウス」等にも採用の排気量1.8L 直列4気筒ガソリンエンジン+電気モータを組合わせたハイブリッドモデルの2種類がラインナップされる予定となっているとのこと。

駆動方式については、前輪駆動(FF)と四輪駆動(AWD)の2種類が準備され、足周りには新開発のサスペンション、足元には20インチの大口径アルミホイール+ブリヂストンタイヤを組合わせています。

パッと見では非常に大柄にも見えますが、ボディサイズとしては全長4,300mm×全幅1,775mm×全高1,620mmと想像以上にコンパクトで、トヨタのミドルサイズSUV「ハリアー」よりも全長は-425mm、全幅は-60mm、そして全高は-70mm小さくなっていて非常に使い勝手は良さそうですね。
あとはこのモデルがどういった年齢層をターゲットに市販化していくのか、トヨタのラインナップにはない新たなジャンルとなるため、どういったモデルが競合となるのか、価格帯も含め非常に気になるところですね。

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