【ビッグニュース?】トヨタ・チーフエンジニア「次期MR2を共同開発するのはポルシェ」→これが本当なら新型「スープラ」以上のとんでもないスポーツモデルになりそうだ!

2020-05-27

~トヨタは本当にポルシェと共同開発を進めるのか?~

トヨタは以前、BMWとの共同開発によって誕生した新型「GRスープラ(Toyota GR Supra)」を発表・発売したばかりで、競合モデルにはポルシェ「718ケイマン(Porsche 718 Cayman)」としていましたが、今回新たにとんでもないニュースが飛び込んできました。

トヨタは現在、次期「セリカ/MR2」といった過去に発売されたスポーツモデルの復活を目指して粛々と開発が進められていますが、自動車ニュースサイトAutoIndustriyaのインタービューにて、トヨタ新型「GRスープラ」を開発したチーフエンジニアである多田哲也 氏の説明によれば、次なる新型ミドシップスポーツモデル「MR2」の共同開発の相手は”ポルシェ”と回答したそうです。

そして次期「MR2」に搭載されるエンジンについても、水平対向4気筒エンジンが搭載される可能性があるとのことで、より具体的な開発内容が明らかになってきています。


~開発スピードの向上やコストを抑える意味では共同開発は賢明だと思うが…~

多田氏が回答した「ポルシェ」が本当であれば、おそらくポルシェ自身も新たなるエントリースポーツモデルをラインナップしてくるのではないか?と推測していますが、とりあえず共同開発を進めていく上で、開発期間の短縮とスピードアップ、並びにコストの削減を考えるのであれば納得いく話ではありますが、果たしてポルシェがこのプロジェクトに参加するのかどうかが気になるところではありますね(もちろん、現時点ではポルシェもトヨタと共同開発を進めるとは明言していない)。

他にはロータスとの共同開発を進めるとの噂も?!

ただその一方で、自動車ニュースサイト・ベストカーの情報によれば、「GRスープラ/86」とは異なるエンジンレイアウトを持ち、更にはイギリスのライトウェイトスポーツメーカであるロータスとの共同開発による特別なエンジンが搭載されるかもしれないとの報道もあるので、いずれにしてもトヨタがこれまでに販売してこなかった全く新しい持ち味のスポーツモデルであることは間違いなさそうです。

※これで一つ明らかになったのは、「86/GRスープラ」も含め、トヨタのスポーツモデルは自社開発ではなく共同開発且つ他社製エンジンの搭載が前提になっている。

~トヨタは全ラインナップモデルにGRグレードの採用を検討しているようだ~

またその一方で、トヨタのハイパフォーマンスグレードとなる”GR”については、「ヴィッツ/ヤリス」や「ハリアー」、「プリウス」に限らず、ほぼ全てのラインナップモデルにも適用するよう計画を進めていることも明らかにしました。

これについては前回の記事でも説明した通り、トヨタ・ガズー・レーシング(Toyota Gazoo Racing)のトップである友山茂樹 氏によれば、ピックアップトラックモデル「ハイラックス」にもGRグレードを設定する可能性が高いと説明していて、恐らくダカールラリーからインスパイアされたような過激仕様の個体が登場することが予想されています。

詳細なグレードについては、おそらく「GR/GRスポーツ/GRMN」の3種類が準備されると思われ、ヴィジュアル的な違い(フォルクスワーゲンのR-LineやフォードのST-Lineに似た感じ)はもちろんのこと、もしかするとスペックにおいても若干のパワー差が生じる可能性もあるかもしれません。

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Reference:motor1.com