2021年モデル・メルセデスベンツ新型「GLEクーペ/AMG GLE53」が世界初公開!ゴージャスながらもスポーツクーペのような美しさも持つ究極モデル

2020-05-27

~遂に新型「GLEクーペ」が世界初公開!~

これまで開発車両として何度か目撃されてきたメルセデスベンツのミドルサイズクーペSUV・新型「GLEクーペ」ですが、遂にその姿が世界初公開されました。

今回のプレスリリースに合わせて、従来グレードとなる2021年モデルの新型「GLEクーペ」に加え、ハイパフォーマンスモデルでありながらもエントリーグレードに位置する「AMG GLE53」もデビューということで、前世代モデルのファストバックスタイルの「GLE」から一新し、まずはアメリカにて先行発売することが決定しています。


~まずは新型「GLEクーペ」の内外装とスペックを見ていこう~

今回新しく発表された新型「GLEクーペ」ですが、その外観は新型「GLE」のデザインをそのまま引き継ぐ形となり、2重のLEDデイタイムランニングライトやダイナミックなフロントグリル、そして大口化されたフロントロアグリル等、その姿は新世代メルセデスベンツに相応しいダイナミックなデザインとなっていますね。

「GLEクーペ」の大きな特徴ともいえるサイドビューがコチラ。
かなりこんもりとした4ドアクーペボディで、ポルシェ「カイエン・クーペ」に一切引けを取らない存在感がありますし、何よりトップルーフからリヤエンドにかけてナチュラルに流れていくような流線形のボディラインは非常に美しいですね。

リヤエンドから見たスタイリングは完全にクーペ風。
あまり車に詳しくない人が見たら、「これってセダン?よくわかんない!」と勘違いしてもおかしくないスタイリングだと思います。

インテリアの質感も従来の「GLE」から上手く引継ぎ、メルセデスベンツの今後のトレンドデザインになるであろうフルデジタルパネルも採用しています。

気になるパワートレインですが、排気量3.0L 6気筒ターボチャージャーエンジン+電気モータを組合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載し、最高出力362hpを発揮します。
トランスミッションは9速ATのみで、駆動方式は四輪駆動(AWD)を採用しています。

~続いては新型「AMG GLE53」を見ていこう~

そしてこちらがハイパフォーマンスモデルとなる新型「AMG GLE53」。
先ほどの新型「GLEクーペ」に比べ、フロントグリルがヴァーティカルスリットが入ったパナメリカーナグリルを採用しています。

よりセダンちっくに見えるリヤプロファイルビュー。
リヤは両サイド2本だしのクワッドエキゾーストパイプをインストールし、サイドスカートやトランクスポイラーも追加装備されたことで、非常にアクティブな外観を得ています。

その他にも、約12mm程ローダウンしたライドコントロールエアサスペンションがインストールされ、速度や設定に応じて車高を調整してくれる優れものに。
走行モードについては、スリップリー/コンフォート/スポーツ/スポーツ+/トレイルモード/サンドモードといった、その場に適した走りを提供します。

インテリアも非常にスポーティでありながらもアルカンターラやレザーを使用した高級感も漂うシートを採用するなど、非常にコストがかかった一台だと思われます。

気になる「AMG GLE53」のパワートレインは、排気量3.0L 6気筒ターボチャージャーエンジン+電気モータを組合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載し、最高出力429hpを発揮。
また、EQブースト・スタータージェネレーターを使用することで、短時間ではありますが+21hp向上した450hpを発揮することも可能になっています。
トランスミッションは9速ATを搭載し、駆動方式は四輪駆動(AWD)のみとなっています。

直線のパフォーマンスについては、0-100km/hの加速時間が5.2秒、最高時速は250km/hにまで到達するとのことで、とてもクーペSUVとは思えぬハイパフォーマンスな一台となっています。
なお、価格帯や正式なリリース日は決まっていないものの、2020年半ばごろに販売されるのではないかとのことです。

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Reference:motor1.com