【やっちゃった日産…】トヨタ「エスティマ」に続いて日産「キューブ」も2019年12月で生産終了へ。フルモデルチェンジや後継モデルの登場予定も無し

2020-05-27

~「エスティマ」の生産終了に続く衝撃的なニュースに~

via:https://www2.nissan.co.jp/

日産が1998年より販売を続けてきたトールワゴンタイプの「キューブ(Nissan Cube)」が、遂に2019年12月で生産終了となることがわかりました。
先日、トヨタの大人気ミニバンモデル「エスティマ」が10月に生産終了すると発表されたばかりですが、まさかこのタイミングで「キューブ」も生産終了を発表してくるとは思いませんでした。

現行で3代目となる「キューブ」ですが、2008年から約11年間フルモデルチェンジすることなく、また大幅なアップデートを施すこともなく販売終了という流れとなりましたが、今後はフルモデルチェンジ版や特別仕様車、後継モデルについても登場する予定はないとのことで、実質的に「キューブ」の名がラインナップから完全にドロップすることが確定となっています。


~そもそも生産終了する理由が明らかになっていない~

どうして生産終了となったかは明らかにされておらず、しかし今もなお根強い人気を持つ日産の代表的なモデルの一つではありましたが、確かに現行ラインナップから一部排除していく考えも示していたため、その中で最も目立ったマイナーチェンジやモデルチェンが行われず、古参ともいえる「キューブ」が生産終了となるのは何となく納得はできますね。

ちなみに先日、日産ディーラの担当セールスさんと雑談をしていた際、確かに2019年内に主要モデルが排除されるとの情報もチラッとだけ聞いていたということで、当初は「NV100クリッパー」が生産終了することは聞いていたものの、「キューブ」の生産終了というのは、予想を完全に裏切ったとも説明していたので、ディーラ内でも相当な衝撃が走ったようです。

正直安全装備も充実はしていないので、社用車として活用する分には価格帯も抑えられて非常にお買い得な個体ではありましたが、安全装備の義務化が浸透してからは、月に数台売れれば良いというレベルだったため、そういった意味ではラインナップから外されても仕方ないというのが本音だったそうです。

~今後日産はどうしていくのか?~

ちなみに、いよいよ明日の発表を控えるフルモデルチェンジ版・新型「ジューク」ですが、このモデルが日本市場にて発売する計画は今のところなく、引き続き現行モデルが販売される計画となっていますが、今後日本市場での新型車の発表があるのかどうか非常に疑問に思うところ。

このままラインナップ数を減らす一方、マイナーチェンジやフルモデルチェンジを行う車種があるのか、本当に経営方針を変えていく気持ちがあるのか、今回の生産終了でより一層不安感が増しているようにも感じられますが、過去の栄光にすがるのではなく、まずは現行のラインナップ自体を一新するため、今は敢えて立ち止まっている状態なのかもしれませんね。

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Reference:Yahoo!ニュース