トヨタ・新型「RAV4」でムーステストを行ってみた。他のSUVに比べて評価は低く、「RAV4なんか買うな!」と酷評も【動画有】

2020-05-27

~今大人気の新型「RAV4」の挙動ってどうなってるの?~

クルマの安全性を評価する方法の一つとして、突然目の前に障害物等が現れた際、回避する時の車の挙動を確認するムーステスト(別名:エルクテスト)。

テスト現場では、周りにカラーコーンを置くことで、そのカラーコーンに接触せずどれだけコンパクトな回避と走行ができるかもチェックしているテストとのことですが、今回その評価の対象として、SUVモデルとして大ヒットを飛ばしているトヨタ・新型「RAV4」が登場。

その他、比較として日産「エクストレイル」や韓国・起亜(KIA)と同格のSUVモデルでのムーステストを実施しているものの、これが想像以上の結果と言いますか…新型「RAV4」はオフロード志向を高めた1台でもあるため、他SUVに比べてかなりの挙動を示す結果となっています。


~ジャーナリストが「RAV4」の購入をオススメしないと酷評するほど~

実際の新型「RAV4」の挙動を見てみると。
後部がカラーコーンに接触していることが確認できますね。
この時の速度は60km/h~70km/h程と言われていて、実際に公道を走行していることを想定した速度となっていますが、実際に評価を行ったTeknikensVarldのジャーナリストによると、「新型「RAV4」はスキッド(滑り)の傾向が非常に強く動作も悪かった。だから、この車を購入することはオススメしない。っというか辞めとけ」との過激な発言までしていますね。

前回のスズキ新型「ジムニー」でもそうでしたが、こうしたムーステストにおいて、そこまでの小さな挙動とタイトな足回りを求めるクルマなのかどうか?と言われると疑問符が付くところはありますが、少なくとも新型「RAV4」に乗っているオーナーや、購入を検討しているユーザーはそこに主眼を置いて購入している可能性は極めて低いのではないかと考えたり(だけど、新型「RAV4」の挙動がここまで大きいというのは重要な収穫ではある)。

なお比較として、日産「エクストレイル」のムーステストは意外にも問題無し。

韓国・起亜のSUVも特に問題なし。

車格は変わってトヨタ「ハイラックス」は片輪走行するほどの大きな挙動を見せていることが確認できます。

【The new Toyota RAV4 fails the moose test】

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Reference:autoevolution