フルモデルチェンジ版・シボレー新型「コルベットC8」恐るべし…アメリカに続きカナダでは約569万円から販売スタート。これで採算とれるのか心配になるレベル

2020-05-27

~アメリカ市場よりもカナダ市場での新型「コルベットC8」は更に安かった件~

シボレーの新型ミドシップスーパースポーツ「コルベットC8(Chevrolet Corvette C8)」。
スーパーカーのようなルックスを持ち、エンジンはアメ車特有の大排気量V8エンジンを搭載し、更に優れたスペックとパフォーマンスを持ちながらもアメリカ市場での価格帯は約648万円(59,995ドル)~というとんでもない低コストにて提供されますが、先日遂にカナダでも販売スタートしたとのことで、その価格帯が更に激安となる約569万円(69,998カナダドル)~にて販売されていたことが判明しました。


~グレード別で見ても赤らかに安すぎて不安になるほど…本当に採算とれるのか?~

アメリカ市場でも更に80万円程安く購入できる新型「コルベットC8」ですが、カナダ市場でもエントリーグレードの1LTでは、電動にて調整可能な本革ステアリングや8way電動レザーシート、10スピーカーBoseプレミアムオーディオシステム、12インチデジタルインストルメントクラスターや8インチインフォテイメントシステム、そしてデュアルゾーン環境制御システムが標準装備された、非常に豪華なグレードとなっています。

もちろん、上記以外にもクルーズコントロールや、リヤパーキングアシスト、HDリヤビジョンカメラ、プッシュボタンイグニッション付キーレスエントリーシステムも装備されるため、安全性も十分備えられています。

パワートレインについては、排気量6.2L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力497ps/最大トルク630Nmを発揮。
駆動方式は後輪駆動(MR)で、トランスミッションは8速DCTのみをラインナップしています。

これだけの価格帯で、おまけにエントリーグレードでこれだけの装備内容ですから、どう考えても満足度100%を超えてしまっている気がするんですが…とりあえず中間グレード2LTを見ていくと、こちらは約650万円という価格帯とのことで、アメリカ市場でのエントリーグレードの価格帯とほぼほぼ同じぐらいになりますね。

装備内容としては、先ほどの1LTに加えて、シータヒータ&ベンチレーションやステアリングヒーター、14スピーカーBose Performance Seriesサウンドシステム、カラーヘッドアップディスプレイ、ワイヤレススマートフォン重電機、パフォーマンスデータレコーダー、GPSナビゲーションが標準装備されています。

その他にも、ユニバーサルホームリモコンや盗難防止システム、自動防眩リヤカメラミラー、シート用メモリパッケージ、そして安全装備については、ブラインドスポットモニターやリヤクロストラフィックアラート、フロントカーブビューカメラ等も標準装備されています。

最後は最上位グレードとなる3LTですが、こちらは約694万円というとんでもない価格帯となりますが、まさか最上位グレードで700万円にも到達しない価格帯でスーパースポーツを購入できるとは…カナダ市場でも即完売は間違いないでしょうね。

ちなみに装備内容としては、1LTと2LTの装備内容に加えて、カーボンファイバトリムやナッパー&ムーランレザーシートのラグジュアリー性を強調したインテリアを採用し、更に上位グレード専用となるGT2シートも標準装備となるそうです。

~オプション価格も明らかに”安すぎる”~

その他については、Z51パフォーマンスパッケージオプションも準備されていて、こちらはフロントスプリッターやリヤスポイラー、パフォーマンスエキゾースト、ミシュラン製パイロットスポーツ4Sサマータイヤ、パフォーマンスサスペンション、電子式リミテッドスリップリヤディファレンシャル、ブレンボ製ブレーキディスク、車軸比修正、冷却システムの改善など、これだけの超豪華な装備内容で約48万円という破格設定となっています(これ付けないと逆に損する気がする…)。

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Reference:CARSCOOPS