ライバルはメルセデスベンツ「AMG One」とアストンマーティン「ヴァルキリー」。ポルシェとリマックが共同開発により究極のハイパーカーを販売するとの噂が浮上

2020-05-27

~ポルシェは何やらとんでもないことを企んでいるようだ~

ポルシェといえば先日、世界トップクラスのEV技術を持つクロアチアの新興メーカ・リマック・オートモビリ(Rimac Automobili)の株式出資比率を10%→15.5%に引き上げ、リマックの技術を最大限に活用したモデルが登場することが期待されています。

ポルシェは今後、ハイパフォーマンスEVモデルの開発を進めていくことになると思いますが、ここに来て遂にポルシェが「918スパイダー(Porsche 918 Spyder)」よりも更に高いパフォーマンスを誇り、更にはリマック社との共同開発となる次期ハイパーカーが登場するかもしれないとの噂が浮上しています。

Zero2Turboの情報によると、先日より開催中のフランクフルトモーターショー2019にて、ポルシェのEVプロジェクト責任者であるステファン・ヴェックバッハ氏曰く、「私たちの目標は、常にEVモデルのスポーツモデルを開発することである。その中でリマック社との共同開発によって、何か特別なモデルを生産する計画がある」とコメントしたそうです。


~既に販売計画もあり、競合モデルにはあのエクストリームモデル2台が対象に~

更に深く掘り下げていくと、どうやらその次期ハイパーカーモデルは、2025年に登場する予定で、競合モデルとなるアストンマーティン「ヴァルキリー」やメルセデスベンツ「AMG One」をも凌駕する1,200hp超えの可能性を持つスペシャルモデルになるとのこと。

なお、気になるスタイリングについては何も明らかにされていませんが、「918スパイダー」よりも更にエクストリームでレーシングモデルのようなスタイリングとなり、もしかすると「917コンセプトスタディ」に近いものになるのではないか?とも言われています。

ちなみに、「917コンセプトスタディ」のコンセプトベースとなっているのが、1970年より生産された「ポルシェ917」となりますが、このモデルに搭載されていたのは空冷式12気筒エンジン(最高出力580ps)であることから、もしかすると次期ハイパーカーもV型12気筒エンジンと電気モータを組合わせたPHVモデルになるかも?との噂もあるので、この辺りはどういったスペックを持ち、リマックとの共同開発によってどこまでクレイジーなモデルとなるのか、非常に気になるところですね。

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Reference:Zero2Turbo