(欧)トヨタ「カローラ/ヴィッツ(ヤリス)/アベンシス」に8万台超えの大量リコール。タカタ製エアバッグの不具合により、最悪の場合に死亡する恐れアリ

2020-05-27

~タカタ製エアバッグのリコールに関してはしょうがないとしか言えない~

欧州市場にて販売されたトヨタの主要モデル「カローラ/ヤリス(ヴィッツ)/アベンシス」の3車種・計82,756台に大量リコール。

リコールの内容としては、タカタ製エアバッグに不具合があるとして、今回対象となっているエアバッグに関しては、熱及び高い湿度によってさらされることで劣化する可能性があり、車両が衝突事故を引き起こした際に、エアバッグが展開されるタイミングで金属製のインフレータ―ハウジングが過剰な内部圧力の下で爆発を引き起こすおそれがあるとして、その衝撃により負傷もしくは、最悪の場合に死亡する恐れがあるとしてリコールを届け出ています。


~既に320万台分のリコール作業が完了しているが、それでも残り60万台分も残っている~

なお、このリコールの対象となっているのは、2001年式~2003年式の「アベンシス」と2001年式~2007年式の「カローラ」、そして2006年式~2011年式の「ヤリス・セダン」の3車種となっていて、今回の改善措置としては、対策用インフレータを無料にて交換するリコール作業が行われる予定です。

ちなみに、リコールが既に発令しているタカタ製エアバッグを搭載した全車両の内、約320万台分(約78.9%)については対策品へと交換されてはいるものの、未だ約60万台が交換されていない状況にあるため、今後もしかすると事故もしくは何も無いときにエアバッグが爆発する危険性もあるので、早急の調査と対策措置を取っていく必要があるのではないかと思いますね(既にタカタ製エアバッグによる死亡事故は24件も発生している)。

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Reference:caradvice