【アップデート】ホンダ・シビックタイプRのエンジンを搭載&600馬力まで向上させたATSコルサRRターボが登場!車体重量は僅か780kgのみ
ホンダ・シビックタイプRのエンジンを使用した過激モデルが登場
元フェラーリF1のエンジニアチームによって創業されたAutomobili Turismo e Sport Automobili(ATS)は以前、マクラーレンMP4-12CをベースにしたコーチビルドモデルGTローンチエディション(Launch Edition)を世界限定12台のみ販売し大きな話題を呼びました。
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そして今回は、更に過激なライトウェイトスポーツモデルとなるコルサRRターボ(Corsa RR Turbo)を発表・発売しました。
直4ターボ搭載ながらもエンジン出力は600馬力を発揮
このモデルには、ホンダ・シビックタイプR(Honda Civic Type R, FK8)に採用されている排気量2.0L 直列4気筒VTECターボエンジンを搭載し、ECUセットアップと特注の吸気及びエキゾーストマニホールド、ギャレットタービン、そして鍛造ピストンを採用することによって最高出力600hp/4,000rpm~7,000rpm、最大トルク530Nm/8,500rpmにまで大幅にパワーアップ。
駆動方式はリミテッドスリップディファレンシャルを介した後輪駆動(RWD)を採用し、トランスミッションは6速3MO FTXシーケンシャルを搭載。
これだけのボリューム感を持ちながらも車体重量は軽自動車並みの780kg
細かいパフォーマンス性については明らかにされていないものの、車体重量においては僅か780kgと非常に軽量で、ロールケージレスやクロームモリブデンスペースフレームシャシーを採用するなど、カーボンファイバパーツを多用することで一切の無駄を排除。
これにより、パワーウェイトレシオは1.3kg/hpという驚異的な数値を誇ります。
ブレーキ系はサーキットでも有利な鋳鉄製が標準装備
足周りの制動力については、鋳鉄製のブレーキディスクを備える4ピストンブレンボ製キャリパーを標準にてインストールしていますが、オプションにて350mmのカーボンセラミックディスクを備える超軽量ATS-Sicomモノブロックキャリパーも準備しています。
価格帯は意外にもリーズナブルな110,000ユーロから
その他の装備内容については、タッチスクリーンディスプレイやミシュラン製レーシングタイヤ、AIMダッシュロガーを介した電子式トラクションショックアブソーバーを備えるダブルウィッシュボーンプッシュロッドサスペンション、ライブストリーミングトラックセッション用車載カメラといった、走りに特化させた装備が充実。
気になる価格帯についてですが、現地での車両本体価格は110,000ユーロ(日本円に換算して約1,500万円)からの発売ということ。
初期ロットのデリバリーは2020年春頃スタートを計画していましたが、2022年5月時点で顧客向けに納車されたかは不明です。
【ATS CORSA RR Turbo SERIE CARBONIO】
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Reference:CARSCOOPS