電動パーキングブレーキ不具合の影響は大きい?フルモデルチェンジ版・ホンダ新型「N-WGN/N-WGN Custom」がカーセンサーにてほとんど販売されていない件

2020-05-27

~出荷停止なるもナゼかホンダ・ディーラでは新型「N-WGN」が即納可能に~

電動パーキングブレーキの影響で、現在出荷停止並びに納車が延期となっているフルモデルチェンジ版・ホンダ新型「N-WGN(エヌワゴン)/N-WGN Custom(エヌワゴン・カスタム)」。

これに併せて、11月末に発売予定であったフルモデルチェンジ版・新型「フィット4(FIT4)」にも影響が出ていて、12月中旬以降へと延期となっていますが、この電動パーキングブレーキに関する対策は何とか進められています。
ただ、今現在は新型「N-WGN」を優先して生産しているものの、部品調達に遅れが生じているとのことで、納期の目途が立っていないとのこと。

そしてもう一つ影響が出ているのが、既に納車されている新型「N-WGN」ですが、どうやらこのモデルも影響が出ているとのことで、今後点検のタイミングで無償修理という名のリコール対応を行う可能性があるとのことですが(担当セールス談より)、そもそも既に中古車として販売している個体はどうなるのか?というのも気になりますね。

例えば上の中古車に関しては、ホンダカーズ西明石 垂水店さんが販売している個体で、グレードは「N-WGN Custom Lターボ・ホンダセンシング」という上位グレードとなりますが、2019年式で走行距離は僅か5km、そして新車未登録で約166.9万円にて販売されていて、即納可能と説明しています。

出荷停止が命じられていながらも、こうして販売されている個体の電動パーキングブレーキ問題は大丈夫なのか?というのはとても気になるところですが、もしかしたらこのモデルも先述にある通り点検等のタイミングで修理対応する、もしくは既に修理対応を行ったモデルなのかもしれませんね。


~個人的には電動パーキングブレーキ対策”済み”等の記載をしてほしいと思ったり~

続いてもホンダカーズ川越北さんにて販売されている新型「N-WGN Custom」。
こちらのグレードも先ほどと同様に「N-WGN Custom Lターボ・ホンダセンシング」という上位グレードとなりますが、2019年式で走行距離は50km、そして新車登録済みで約162.8万円にて販売されています。

こちらは8月に登録されていることを考えると、初期ロットモデルである可能性が高そうですが、対策部品へと交換されているかどうかは不明。
このあたりも検討する際には予め販売店へと確認する必要がありそうですが、そういった連絡をとらなくても良いように、一言説明欄に”電動パーキング対策済み”等の記載があると安心するかもしれません。

以上のとおり、こうしてみると以前公開した記事から中古車の新規追加は2~3件程と非常に少なく、出荷停止も影響して、本来9月に納車される予定の個体が11月以降に延期される等のトラブルで球数が少ないままとなっているようです。
まだまだ納期目途が立たない状況ではありますが、現時点で言えることは、今現在納車されているモデルに関して、(不具合が原因で)大きな事故が発生しないことを祈るばかりですね。

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