(米)スバルが限定209台のみとなる新型「WRX STI S209」を発表!345馬力発揮で過激オーバーフェンダー&リヤウィングを装着、発売は11月で決定!

2020-05-27

~日本市場限定モデルよりも「S209」の方が人気も希少性も高そう~

スバルは先日、日本市場限定555台のみを抽選販売するEJ20型水平対向4気筒エンジン最後となる特別仕様車「WRX STI EJ20 Final Edition」を発表したばかりですが、何と今度はアメリカ市場において更に上を行くハイパフォーマンスモデル「WRX STI S209」をアメリカ市場限定209台のみ販売することを明らかにしました。

今回発表された個体は、HKS社製STIターボチャージャーを搭載した排気量2.5L 水平対向4気筒エンジンを採用し、最高出力345ps/最大トルク447Nmを発揮するクレイジーモデルとなります。


~エンジンの改良だけでなくパフォーマンスもしっかりと向上させた究極の一台~

またエンジンは大幅にアップグレードされているとのことで、大流量の吸気口と、ステアリングパドルを介することで手動で作動するインタークーラウォータスプレーシステムを備え、新しい高流量燃料ポンプや大型燃料噴射装置、そしてSTI制御モジュールも設定されています。

駆動方式は四輪駆動(AWD)を標準装備とし、フロント・リヤのリミテッドスリップディファレンシャルやドライバコントロールセンターディファレンシャル(DCCD)、アクティブトルクを備え、トランスミッションはクローズドレシオの6速MTのみをラインナップしています。

また、そのシチュエーションに合った走りを提供するために、SI-Driveシステムが再調整されているとのことで、「インテリジェント/スポーツ/スポーツ・シャープ」の3モード全てにおいて、その違いが明確にわかるほどに大きく変化しているそうです。

~見た目はデモカー?と勘違いしてもおかしくない程にゴリゴリ~

続いてはいよいよ外観へ。
今回のモデルでは、何と1.7インチもワイドになったワイドボディキットを装着したことで、よりゴリゴリ感が強調され、更にはフロント・リヤのトラック幅も0.6インチワイドになっているとのこと。

足もとには、グリップ性能を高めたダンロップ製SP Sport Maxxタイヤ付となる軽量19インチBBS製鍛造アルミホイールを装着しています。

その他、新デザインのフロントスポイラーやバンパーカナード、ゴリゴリ感満載のオーバーフェンダー、カーボンファイバ製の大型リヤウィングを含むエアロキットもフル装備。
ちなみにルーフパネルにもカーボンファイバを採用しているそうです。

足周りについては、やはり超強力なブレンボ製を採用し、フロント6ピストンキャリパー、リヤ2ピストンキャリパー、クロスドリルスチールローターを搭載。
サスペンションは、特別に開発された専用スポーツタイプをインストールしているとのことです。

なお、今回のモデルについては、アメリカ限定209台と説明していますが、厳密にはグレーのBBSホイールを装着し、WRブルーのボディカラーに身を纏った個体が128台、ゴールドBBSホイールにクリスタルホワイトパールのボディカラーに身を纏った個体が81台という振り分けになっているそうで、価格帯についてはまだ明らかにされていませんが、550万円以上になる可能性が高いと言われているそうです。

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Reference:CARSCOOPS