トヨタ「アルファード/ヴェルファイア/ハイエース」のホワイトパール塗装剥がれ問題。新たに発覚した「ノア」の塗装剥がれが想像以上に酷かった件
~もはや塗装ではなくラッピングレベルで剥がれているトヨタのホワイトパール問題~
以前より大きな話題となっているトヨタのホワイトパール塗装剥がれ問題について。
既にトヨタからは、サービスキャンペーンという名目(リコールではないため対象車への通知は無し)で、2010年付近にて製造されたホワイトパールカラーの「アルファード/ヴェルファイア/ハイエース/レジアスエース/iQ/カローラルミオン/オーリス/ウィッシュ」(対象期間については、以下の記事を参照)については、新車を登録した日から10年以内、但し、2020年12月末までは10年超過車も保証するという、無償塗装修理を行うことを発表。
しかし、これらのモデル以外でも新たに「プリウス/ランドクルーザー・プラド/シエンタ」といった様々なモデルのホワイトパールに身を纏ったモデルたちの塗装剥がれが多発。
そして先日、当ブログでもミニバンモデルとなる「ノア」が塗装剥がれとなり、その後のトヨタディーラの対応について大きくピックアップしましたが、実際に「ノア」の塗装剥がれの画像を拝見させていただいたところ、その剥がれ具合は想像以上でした。
▽▼▽関連記事▽▼▽
~保証継承云々ではなく、トヨタの技術面に問題があると考える~
上の画像が、ホワイトパールの塗装剥がれが発生している「ノア」のルーフ周り。
「これ本当に塗装なの?!」と疑ってしまうレベルで、ペリペリと剥がれ落ちている状態で、まともに洗車もできないそうです。
なお、このモデルは2009年式の個体ということで、上記にて挙げた2010年付近のホワイトパール塗装モデルには一致。
これでもなお、対象車種ではないとして、断固として無償では修理しないというのがトヨタディーラの回答だそうです。
厳密に言えば、「全額負担は不可能であるものの、8~9割トヨタ負担で修理するが、メンテナンスノートの保証継承をされていることが条件」とトヨタディーラがが説明したにも関わらず、結果的に保証継承に関するメンテナンスノートは無いとのことから、修理は完全に断られたそうです。
その後、トヨタ販売店ではなく、トヨタメーカへと連絡する必要があるとのことで、実際にお客様相談センターに連絡してみると、原因究明することなく保証外なので「有償」であると回答。
その後に「販売店がどうして保証継承アリで8~9割負担で修理すると回答したかはわからない」と全否定したそうですね。
ディーラ側の判断ミスで結果的に「修理しない」と回答しているわけですが、どうして「修理する」と回答してしまったのはか確かに謎。
トヨタとしては、この問題を受け付けるとなると、2010年付近の「ノア」に限らず、「ヴォクシー/プリウス」といった”ホワイトパールを使用したモデル”全てが対象となる恐れがあるとして、そうなると無償対象の負担はとんでもないものになるわけですから、もしかしたらどこかで歯止めを効かせる必要があったのかもしれません。
いずれにしても、この問題はこのツイッターユーザーに限らず、別のユーザーでも同様の問題で悩んでいる方が多数いらっしゃるかもしれませんね。
どんとん剥がれてくる。
洗車もかけられないし、さわると塗装がさらに剥がれていく!
♯トヨタ ♯リコール ♯お客様センター ♯トヨタネッツ ♯塗装剥がれ ♯拡散 pic.twitter.com/0LzJs0v9J9— ひろ (@LCBpVRaSGFe9Ffb) September 29, 2019
— ひろ (@LCBpVRaSGFe9Ffb) September 29, 2019
~トヨタのホワイトパールモデルで悩んでいる方はチェック!~
ちなみに、こうした問題をトヨタディーラやお客様相談窓口に相談しても、全く意味をなさない恐れもあることから、国土交通省に正式に届け出を出さない限りはメーカからの発令は無いわけですから、やはりかなりの数の情報提供が必要になってくるのだと思われます(つまり市場からの情報が命になる)。
そのため、当ブログでもホワイトパールの塗装剥がれ問題について、被害に遭われた方々の情報を集約して、先述にもある無償対応を可能とするような呼びかけを行っていけたらと思います(既に数多くの方からのお問い合わせも頂いているので、この情報をしっかりと反映させていきたいと思います)。
また、こうした問題をディーラにて問い合わせた際の対応についても併せて記載していきますので、上記のような被害に遭われている方は、以下の問い合わせページにてご連絡をいただくか、私のツイッター(ページはコチラ)、もしくはフェイスブック専用ページ(ページはコチラ)よりご連絡いただけますと幸いです。