2020年モデル・アウディ新型「RS4アバント(Avant)」が世界初公開!V6ツインターボ搭載で444馬力発揮、0-100加速は4.1秒、価格は約959万円から

2020-05-27

~よりワイドでアグレッシブ化した新型「RS4アバント」デビュー!~

以前より何度か目撃されていた2020年モデル・アウディ新型「RS4アバント(Audi RS4 Avant)」の開発車両ですが、この度正式に新型モデルとしてデビューを果たしました。

今回の新型モデルでは、フロントエンドのシングルフレームグリルがアグレッシブ化し、更にはワイド感を強調するためにグリルの幅が少し広がっているようにも見えます。
またベースモデルとなる「A4」よりも、更なる居住性を持たせるためにワイドに設計し、RSモデルならではとなるハニカム構造によって構成されています。


~「A4」よりもワイド感を強調させた本当のスポーツワゴン~

改めて新型「RS4アバント」のフロントマスクを見ていくと、オプションにて設定される最新のマトリックスLEDヘッドライトを搭載し、その直下にはインテークヴェゼルを装着。
フロントフェイスのほとんどがブラックに染められ、非常に引き締まった顔つきとなり、RSモデルらしいスポーティさも兼ね備えられています。

またホイールアーチについても、ベースとなる「A4」に比べて1インチ程ワイドに設計されていますし、更には専用スポーツサスペンションによって若干のローダウンも施されているため、スタイリング的にはワイド&ローを演出しています。

~センターディスプレイは遂にタッチスクリーン方式に~

インテリアも大きく進化しています。
センターダッシュボードには10.1インチのMMIタッチスクリーンが搭載され、しかも操作性を向上するために若干ドライバ側に向けられているのがわかります。

前世代のモデルでは、センターコンソールにあるダイヤル式スイッチにてリモート操作していたのですが、今回は操作性を考慮してスクリーンタッチにしているそうですね(だからディスプレイも若干運転席側に向けられている)。

またディスプレイ上には、レースを想定したGフォースやラップタイムといったアプリケーション機能も設けられているので、サーキット走行でも十分楽しめる要素の一つとなっています。

シートも上質なフルレザースポーツシートを採用し、レッドのカラードステッチをカニカムデザインに縫合。この辺りの要素はランボルギーニにも上手く引き継がれていますね。

~パフォーマンスは、もはやステーションワゴンとは思えぬ0-100km/h加速時間4.1秒を実現~

気になるパワートレインについてですが、従来通りとなる排気量2.9L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力444hpを発揮。
トランスミッションは8速ティプトロニックギアボックスを搭載し、0-100km/hの加速時間は僅か4.1秒と、ステーションワゴンとは思えない程に驚異的な加速性能を誇ります。

また足元には、標準装備にて19インチアルミホイールが装着されますが、オプションにて20インチアルミホイールと、更なるブレーキング性能を高めた6ピストンブレーキキャリパーもインストール可能となっています。

なお、このモデルは欧州市場を中心に10月末より販売されるとのことで、今のところアメリカ市場での販売は検討されていないとのこと。
気になる価格帯ですが、欧州市場では約959万円からの販売となります。

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Reference:motor1.com