盗難されたイギリス宮殿にある約6億円の”黄金のトイレ”。盗難に使用されたクルマはフォルクスワーゲン「ゴルフR」であると報道←早速クレームの嵐に

2020-05-27

~黄金のトイレを盗んだ際に使用された車の詳細が報道されることに~

2019年9月14日、イギリス・ブレナム宮殿にある18金にて作られた”黄金のトイレ”(時価 約6億円)が5人の窃盗グループによって盗まれましたが、これを盗んだ際に使用された自動車がブルーカラーのフォルクスワーゲン「ゴルフR(Volkswagen Golf R)」であることが判明し、現在捜査が進められています。


~盗難グループの一人は捕まったものの、黄金のトイレは未だ見つかっていない~

イタリア人現代美術家のマウリツィオ・カテラン氏によって制作された”黄金のトイレ”ですが、これを盗んだとされるグループの一人である66歳の男性は逮捕されたものの、肝心の”黄金のトイレ”は見つかっておらず、残りの4人についても未だ逮捕されていないそうです。

なお、ほとんどのメディアが強盗に使用した車両がフォルクスワーゲン「ゴルフR」であったと明確に報道したことから、フォルクスワーゲン本社には問い合わせが殺到。
なかには全く同じボディカラーの「ゴルフR」を納車待ちしていたオーナーもいたとのことですが、この報道がきっかけでキャンセルも発生(これは致し方ない理由だと思う)。

この報道によりフォルクスワーゲンに対するイメージが少なからず悪くなったとして、フォルクスワーゲン側から強盗グループに対して、何からの法的措置を下す可能性もありそうですね。

なお、黄金のトイレは実際に使用可能ということで、配管につながれていたため盗難後は宮殿内が一部水浸しになったそうです。

黄金のトイレは、2016年にアメリカ・ニューヨークのグッゲンハイム美術館にて展示され、入館した方であれば誰でも使用可能だったのですが、ブレナム宮殿では一部使用を規制していたものの、厳重な監視が行われていなかった可能性があるとして、その点についても調査が進められています。

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Reference:CARSCOOPS