フルモデルチェンジ版・三菱の新型「アウトランダー」の開発車両がまたまた登場。現行と比べるとダイナミックで大柄、ウィンカーはまさかの”ソコ”が点滅?!

2020-05-27

~三菱にとっては重要な一台となる次期「アウトランダーPHEV」~

先日、三菱の2021年モデルとなるフルモデルチェンジ版・新型「アウトランダーPHEV(Mitsubishi Outlander PHEV)」の開発車両が目撃されていましたが、アメリカにて再度目撃されています。

今回目撃されている個体は、全体的にカモフラージュ・ラッピングによって分厚く偽装されるも、今年初めにスイス・ジュネーブモーターショー2019にてデビューした「エンゲルベルク・ツアラー・コンセプト(Engelberg Tourer concept)」に近いデザイン性を持ち、三菱のアイデンティティともいえるダイナミックシールドグリルや釣り上げ式のフロントLEDデイタイムランニングライトと、その直下に搭載される独立式の縦型LEDフロントヘッドライトが確認できますね。

またその後ろには、現行「アウトランダーPHEV」が追走する形で撮影されていますが、遠近法の関係はあるものの、やはり新型の方がプラットフォームを一新することもあって、車幅が広くなることはもちろん、全長も長くなることは間違いないでしょうし、トータル的に見てもとにかくダイナミックで大柄にはなるでしょうね。


~現行よりもスタイリッシュでクール、それでいて細部のデザインもかなり力が入っている~

またウィンカーのポイントについてですが、まさかのフロントLEDデイタイムランニングと同じハウジング内にあり、その直下の部分がLEDにて点滅する形となりそうですね。
これは正直、ビッグマイナーチェンジを施した新型「デリカD:5」から期待していたポイントだったのですが、主力製品となる「アウトランダーPHEV」より採用してきたのは三菱の上手いところだと思います(純粋にカッコいい)。

サイドから見てみるとこんな感じ。
フロントフードからAピラーにかけてなだらかに傾斜し、トップルーフからルーフスポイラにかけてフラットになることで、居住性を向上させています。
そのほか、顕著な変化が見られるキャラクターラインやホイールアーチ、そしてカモフラージュが施されたマルチスポークタイプの大口径アルミホイールも確認できますね。

リヤデザインはこんな感じ。
かなり武骨な印象を残したデザインとなりますが、スポイラーを備えるリヤテールゲートや、「エンゲルベルク・ツアラー・コンセプト」にて使用される細長いテールライトも確認できますね。

~プラットフォームは日産・次期「エクストレイル」と共有され姉妹車に?~

なお今回のフルモデルチェンジにより、日産・次世代「エクストレイル(海外名:ローグ)」に採用されるプラットフォームと共有する(つまりは姉妹車)との噂もあるため、ホイールベース含む車体サイズはほぼほぼ同じになるのではないか?との情報もあり、日産のプロパイロット技術ならぬマイパイロット技術も搭載され、高速道路での自動追従やレーンキープ等も採用される可能性が高いと思われます。

なお、今回登場する予定の新型モデルの競合モデルは、ホンダ「CR-V」やスバル「フォレスター」、トヨタ「RAV4」といったオフロード向けSUVが対象になると言われています。

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Reference:CARSCOOPS