ホンダ新型「CR-V」の姉妹車・新型「ブリーズ(Breeze)」が一般公開へ。改めてそのスポーティさと高級感を画像にてチェックしていこう

2020-05-27

~ようやく一般にも公開された新型「ブリーズ」を改めて見ていこう~

9月25日より発売スタートとなった中国専売モデルとなる広州汽車との提携によって誕生したホンダ新型「ブリーズ(Honda Breeze)」。
つい先日、ようやく一般向けにも公開され、アウトレットAuto Sina/Auto Qingdao Newsといったメディアでも先行にて公開されていますが、既に中国での人気はかなり高くなっているとのこと。

先日発表された新型「CR-V」の姉妹車として登場したこちらの一台ですが、武骨さの残るオフロード志向の「CR-V」とは異なり、よりスポーティでエレガントさを追求した一台となります(トヨタ新型「ハリアー」のような存在?)。


~プレミアムモデルを意識した上質なSUV~

改めてそのボディスタイルを見てみると、全長4,634mm×全幅1,855×全高1,679mm、ホイールベース2,661mmと非常にワイド&ローで、コンパクトSUVではなくミドルサイズに近く、しかしオフロード向きではなく都会派に近いような出で立ちでもありますね。

フロントデザインを見ていくと、その顔つきは非常に引き締まっており、「アコード」をイメージさせるような高級感とスポーティさが備わっていて、姉妹車となる新型「CR-V」よりも、フロントLEDヘッドライトやデイタイムランニングライトは非常にシャープになっています。

ちなみに、LEDデイタイムランニングライトは下の逆L字がシームレスに点灯し、上部(まゆ毛?)がウィンカー、そして中心がLEDヘッドライトライトというレイアウトとなります。

フロントフォグランプもLEDを採用していますね。
その下にはフロントフォグランプベゼルではありますが、基本的にはダミーダクトという扱いになります。

~意外と拝見できなかったサイドビューもようやく~

サイドから見てみるとこんな感じ。
クーペ風のようなトップルーフからリヤハッチにかけて下っていくようなシルエットではなく、どちらかというと車内の居住性をしっかりと確保した、どっしりとしたピュアミドルSUVといった感じでしょうか。イメージ的には三菱「アウトランダー」の角を丸くしたような印象を受けますね。

足もとの19インチ・マルチスポークホイール(タイヤサイズは235/55 R19と中々に極太)も非常にカッコいいです。

リヤエンドはボリューム感のあるリヤバンパーに、欧州車の様な引き締まりと細さが際立つリヤLEDテールランプが印象的です。

~中国市場で初めて導入した機能も~

インテリアは「CR-V」と同じダッシュボードデザインとなり、センターシフトノブではなくセレクタースイッチ式。
更にはパーキングブレーキも電動式で、しっかりとオートホールド機能も装備されるという豪華仕様。

他にも、ホンダセンシングやホンダコネクト2.0テクノロジーが搭載。
またワイヤレス充電やハンズフリーテールゲートも標準装備されていますが、こうした機能を採用したのは中国では初めてだそうです。

シートも上質な本革を採用していますね。

気になるパワートレインとしては、排気量1.5L 直列4気筒ターボエンジン(最高出力193ps/最大トルク243Nm)と、排気量2.0L 直列4気筒i-VTECエンジン+電気モータを組合わせたi-MMDハイブリッドシステム(システム総出力215ps/最大トルク315Nm)の2種類をラインナップ。

駆動方式は前輪駆動(2WD)/四輪駆動(AWD)の何れかから選択が可能であり、ブラックの合金ホイールやサイドミラーキャップカスタムといった様々なカスタムを可能としたBlack Editionパッケージも充実。
価格帯としては約270万円からの販売となりますが、このモデル中国専売ということで、日本にて市販化されないのが非常に残念ではありますね(多分トヨタ新型「ハリアー」やマツダ「CX-5」等と競合になれると思う)。

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Reference:CARSCOOPS