トヨタ2010年式付近のホワイトパール塗装剥がれ問題…今度は遂に「マークX」までも塗装剥がれに被害に。塗装剥がれは「アルファード/ヴェルファイア/ハイエース」だけじゃないぞ!

2020-05-27

~まさかの「マークX」でも塗装剥がれが発生~

さて、定期的に公開を続けているトヨタのホワイトパール塗装剥がれ問題。
トヨタは既に「アルファード/ヴェルファイア/ハイエース/レジアスエース/iQ/カローラルミオン/オーリス/ウィッシュ」については、同社サービスキャンペーンにて無償修理(再塗装)することとなっていますが、対象外のモデル「プリウス/ノア/シエンタ/ランドクルーザー・プラド/ラクティス」でも”ホワイトパール”にて塗装されている2010年式付近のモデルでも塗装剥がれが頻繁的に発生中。

そして先日、トヨタ「プリウス」のフロントボンネットの塗装がとんでもないレベルで剥がれている画像をお見せしましたが、今度は遂に新たな車種となる「マークX」でも塗装剥がれが発生(情報提供いただけたH様には心より感謝申し上げます)。

今回塗装剥がれが発生した「マークX」についてですが、オーナー様の情報によると2007年式のモデルを購入したとのことで、2017年辺りから塗装が剥がれ始め、今ではコブシ程度の大きさまで塗装剥がれが拡大しているとのこと(上の画像は「マークX」のフロントヘッドライト上部の塗装剥がれ)。


~案の定トヨタ・ディーラでも有償修理との回答~

そしてこちらはフロントグリル上部の塗装剥がれ。
塗装にムラがあるようにも感じられますが、もしかすると塗装剥がれの上からタッチペン等で補修した可能性が高そう。

なお、今回の塗装剥がれ問題に関して、オーナー様がトヨタディーラにて確認をとったところ、先述の通り対象車種ではないことに加え、初年度登録から3年以上が経過しているとのことから”有償修理”でしか対応できないとの回答を受けたそうです。

その際の見積もりとしては概ね6万円程度だったとのことですが、逐一塗装剥がれが拡大していることもあって、恐らくその費用もかなりかさばることを考えたら、今回の再塗装の費用は現実的なものではないかと判断できると思いますし、前回のブログでも記載しましたが、やはりホワイトパールにて塗装される2010年式付近モデル全てを対象にしない限り、今後更に別の車種でもトラブルが発生してくるのではないかと考えています。

~トヨタディーラも本当は何とかしたいと考えている~

ディーラ側としても何とか無償修理にて対応したいという想いはあるのですが、メーカから国土交通省へと届出をしない限りは対応は難しいようですし、その証明として”台数”が肝になってくるとのことですから、可能な限り塗装剥がれの情報は提供頂けるとのことでした。

まだまだこの問題を解決するには時間がかかりそうですが、少しでも皆様の被害情報をネットを通じて拡散していき、トヨタディーラやメーカに伝わるように努めたいと思っています。
これ以上の被害拡大を避けたい想いはメーカも同じでしょうし、そのためにも少しでも皆様からの情報を提供いただけたらと思います。

当ブログでもホワイトパールの塗装剥がれ問題について、被害に遭われた方々の情報を集約して、先述にもある無償対応を可能とするような呼びかけを行っていけたらと思います。

また、こうした問題をディーラにて問い合わせた際の対応についても併せて記載していきますので、上記のような被害に遭われている方は、以下の問い合わせページにてご連絡をいただくか、私のツイッター(ページはコチラ)、もしくはフェイスブック専用ページ(ページはコチラ)よりご連絡いただけますと幸いです。

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