【一体なぜ?】ドイツにて、ピッカピカにゴールドラッピングされたBMW「X5 M」が警察に押収される。その理由があまりにも酷すぎる件

2020-05-27

~海外ではゴールドラッピングが禁止されている模様~

先日ドイツにて、BMWのハイパフォーマンスモデル「X5 M」が地元デュッセルドルフ警察によって、”とある理由により”押収されたことが大きな話題に。

その理由と言うのがビッカビカのゴールドラッピングが施されているために、ボディの光沢具合が常軌を逸していて、「あまりにも眩しすぎて危険な車両」と判断されたことから、強制的に押収されたとのこと。

何ともよくわからない理由での押収となっていますし、ラッピング業界の人間もとても看過できるものではないと思うのですが、更に地元警察では、こうしたゴールドラッピングによって歩行者等の目に決して良くない効果をもたらす恐れがあるとして、原則としてゴールドラッピングの施工を禁止としているそうです。


~実は今回が初めてではないゴールドラッピング問題~

その他にも、更に付け加えるような形でスモークライトが装備されていたり、エキゾーストシステムが不正に改造されていて、近隣住民に対して騒音等で迷惑をかけるという理由から、必ず純正に戻すようドライバに指示。

明らかに見せしめといわんばかりの警察の行動ですが、実はこういったゴールドラッピングでの押収というのは、今回のBMWに限らず、過去にポルシェ「パナメーラ」でも発生していて、車両だけでなくキーとナンバープレートが押収され、ゴールドラッピングが剥がされるまで車両を運転してはいけないという警告事案もあったそうです。

ただ、この「パナメーラ」のオーナーの場合は、過去に何度か警告を受けていたにも関わらず、そういった警告を完全に無視して運転し続けていたとのことですから、それで押収されるのは仕方のないことだとは思うものの…いくらなんでも「車両がまぶしすぎるから」という理由で押収するというのはちょっとパンチが弱すぎるようにも感じますね。

なお、ドイツでは道路交通法違反に該当するということで、ドライバは罰金を支払うことになるわけですが、日本での違法改造と同じ扱いになると思うモノの、さすがに日本ではこうした「ピカピカしているから」という理由で押収されるというのは聞いたことありませんし、ビッカビカにカスタムしている車両が違法だと言われたらカスタムをメインとするメーカにとっては死活問題になるでしょうね。

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Reference:CARSCOOPS