【V8の終焉】2020年モデル・次世代メルセデスベンツ「AMG C63」には4気筒+PHEVを採用することが判明

2020-05-27

~今後AMGはV8エンジンも徐々に廃止しているかもしれない~

メルセデスベンツのハイパフォーマンスブランドAMGの代名詞ともいえる排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンですが、このエンジンを搭載する「C63」の2022年・次世代モデルでは、遂に排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジン+電気モータを組合わせたPHEVモデルを採用する予定であることがわかりました。


~ダウンサイジングターボといえどもパフォーマンスはV8並み~

自動車ニュースサイトCarAdviceの情報によると、次世代「C63」にて採用されるV8ツインターボエンジンを完全に廃止し、新型「AMG A45/AMG CLA45」にも採用される排出ガス規制に準拠したM139型の直4ターボチャージャー+プラグインハイブリッドエンジンを搭載し、更には駆動方式も4Matic四輪駆動システムを採用、そして直線性のパフォーマンスとしては0-100km/hの加速時間が約3.0秒にて到達するレベルのパワーにまで向上させるとのこと。

なお、新世代M139型の直列4気筒ターボチャージャーエンジンは、最高出力421ps/最大トルク500Nmを発揮するクレイジーなエンジンとなりますが、ここに更に電気モータを組合わせることで、システム総出力544ps/最大トルク700~800Nmを発揮する可能性が高いとのこと(もはや直4のスペックじゃない…)。

その一方でローグレードとなる「C43」については、詳細となるスペックは明らかになっていないものの、ほぼほぼマイルドハイブリッドを採用することで、M139型エンジンよりも強力なパワーを得る可能性が高そうです。

ちなみに、前回のブログでもお伝えした通りメルセデスベンツやスマート、AMG等、幅広いメーカに搭載されている世界的有名メーカ・ダイムラー製エンジンですが、今後は電気自動車(EV)事業へと注力していくために、130年続いてきたエンジンの開発と歴史に終止符を打つという衝撃的な事実も明らかとなっていますし、今後は電動パワートレインに注力していくことから、他のAMGモデルでも積極的にダウンサイジングターボ+プラグインハイブリッドが採用されるのではないかと思います。

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Reference:CarAdvice