もはや何でもアリになってきた…テスラ「モデルS」が巨大リヤウィングを装着してニュルブルクリンクの最速記録を更新へ。ポルシェ「タイカン」を突き放せるか?

2020-05-27

~とりあえずテスラとしてはポルシェを圧倒できれば何でも良い感じ?~

アメリカの電気自動車メーカ・テスラ「モデルS」といえば、以前にポルシェがドイツ・ニュルブルクリンクサーキットにおいて4ドアEVセダン最速となる7分42.34秒よりも更に20秒以上速い、7分20秒にて更新しました。

しかし、ポルシェが更新した記録は、あくまでも「タイカン」のエントリーグレードとなるため、上位グレードの「タイカン・ターボS」ともなれば、更にその記録を上回る可能性があるとして、テスラは様々な改良を加え「モデルS”Plaid”」というプロトタイプモデルにて記録に挑戦しています。

そして今回、新たに「モデルS”Plaid”」の開発車両がニュルブルクリンクサーキットにて目撃されているのですが、その姿があまりにもやり過ぎとなる巨大リヤウィングを装着し、更には過激なリヤディフューザーや、ダイナミックな空力パーツを装備することで走行性能とダウンフォースを向上させています。


~テスラは7分5秒まで更新することも可能とコメントしているが?~

ボディカラーはダークブルーに身を纏い、エアロパーツとの一体感があるようにも思えますが、もはやここまで来るとやり過ぎとか反則とかそういったレベルではなく、記録さえ更に速く更新できればなんでもアリのレベルになってきていますね。

なお、今回目撃されているプロトタイプモデルでは、拡大されたホイールアーチやフレアフロントスプリッターの装備以外にも、最上位グレードとなる”P100D”を意味する”100”のバッジがリヤエンドに貼付されているため、パフォーマンスだけでなくパワーも大幅にアップグレードさせているのではないかと予想されます。

ちなみにテスラは、今後更なる改良を加えることで7分5秒という記録を生み出すことも可能になることを明らかにしていますが、これだけの記録を打ちだすために、そもそもの足周りはもちろんのこと、車体重量の軽量化、更にはデュアルモータからトリプルモーターにすることで出力値をアップする等の改良が無い限りは難しいと一部メディアが判断しているそう。

いずれにしてもテスラとしては、何が何でも(っというどんな手を使ってでも?)記録を更に大きく塗り替える画策はあると思いますし、もしかすると私たちが想像しているよりも更に上を行く記録を更新してくるかもしれませんね。

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Reference:CARSCOOPS