【最新追加情報】マイナーチェンジ版・トヨタ新型「アルファード/ヴェルファイア」の安全装備がアップグレードすることが判明。但し、一部のグレードだけが標準装備に

2020-05-27

~どうやら新型「アルヴェル」の安全装備もアップグレードするようだが…~

先日、トヨタのフラッグシップミニバンモデルとなる「アルファード(Alphard)/ヴェルファイア(Vellfire)」が12月18日にマイナーチェンジを果たすと言う記事をご紹介しましたが、前回記載した変更内容に加えて、新たに安全装備(Toyota Safety Sense)もアップグレードすることが新たにディーラの取材にて判明しました。

前回記載した新型「アルファード/ヴェルファイア」の主な変更内容は以下の通りですが、ここに安全装備のアップグレード?も追加されることになります(詳細内容は以下の関連記事を参照してください)。
そのアップグレード内容とは、どういったものなのでしょうか?

・センターディスプレイオーディオの標準化
・各車一部グレード廃止
■アルファード:S”Aパッケージ”廃止
■ヴェルファイア:Z”Aエディション”廃止

・上位グレードのみ三眼LEDヘッドライト標準化
・本革シート選択不可(合成皮革のみ)
・エグゼクティブラウンジ専用インテリア(専用の「ホワイトシート/シルバー木目調パネル」)廃止
・各車エンブレム変更(何れもトヨタエンブレムに)


~実は全グレードに安全装備が追加で標準装備されるわけではない~

今回新たに発覚した情報として、新たに安全装備がアップグレードされるとのことですが、その内容がちょっと微妙。

今回新たにアップグレードされる安全装備が「リヤクロストラフィックオートブレーキ[パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)]」と呼ばれるもので、駐車場から後退する際に、自車の左右後方から接近してくる車両をレーダーで検知し、ドアミラー内のインジケーター点滅とブザーによりドライバーに注意喚起するというもの。

衝突の危険性がある場合は自動的にブレーキ制御を行うことで接近車両との衝突被害軽減を支援するという非常に便利な内容なのですが、何とこの装備がエグゼクティブラウンジにのみ標準装備され、それ以外のグレードではメーカオプション扱いとなるそうです。
ちょっと期待していた安全装備のアップグレードですが、こういった内容であれば「アップグレードっていう程でもない?」となるユーザーも多くなりそう。

~改めて今回の変更内容を見直してみよう~

それ以外の装備内容については変更はなく、前回記載した通りとなりますが、おさらいも兼ねて見直していきたいと思います。
ただ、これはディーラの担当セールスさんも説明していたのですが、今回はマイナーチェンジというよりも一部改良に近い内容とのこと。

その一方で、外観やインテリアのレイアウト(ディスプレイ以外)が変更されることはなく、おまけに上位グレードではメーカオプションとして本革シートが選択できたのに、今回のマイナーチェンジでは合成皮革しか選択できない(つまり、エグゼクティブラウンジだけが本革)、各車の象徴でもあるエンブレムが変更されるというのは、ディーラ側から見てもユーザーにとって色んな意味で大胆すぎる変更であると考えているそうです。

via:https://toyota.jp/

続いてディスプレイオーディオが今後標準化されるのはわからないでもないですが、やはりフラッグシップミニバンモデルでありながら、おまけにファミリーカーとしても活用される一台ですし、子供が乗ることを想定したらCD/DVDって必須だと思うんですよね。
特に長距離移動や遠方へと旅行で移動するのであれば尚更。こういったファミリー層を考慮した変更が施されていないのは非常に残念。

via:https://toyota.jp/

あと本革も選べないというもマイナスポイントではないかと思いますね。
シート材質が異なるだけでそのクルマの品格も大きく変わってくるわけですから、しかもしれで価格アップときたら、今回のマイチェンは「買い」というにはちょっと無理がありそう。

~今後のスケジュールは?~

最後に発売時期についてですが、先述にもある通りマイナーチェンジ版は2019年12月18日に記者発表となるも、生産スタートは2020年1月6日からとなるため、必然的に発売時期は年明けもしくは2月になると予想されます(まさかの新型「ヤリス(旧ヴィッツ)」と同時期に発売?)。

なお、先行予約は11月末よりスタートするとのことなので、11月中旬以降より価格帯が明らかになると思いますから、詳細が明らかになり次第、当ブログにて更新していきたいとおもいます。

☆★☆新型「アルファード/ヴェルファイア」関連記事4選はコチラ!☆★☆