アメ車=大排気量の終焉?フォード「マスタング」をベースにした次世代EVクロスオーバーが11月17日に世界初公開へ【動画有】

2020-05-27

~本当に「マスタング」ベースの電気自動車が登場するようだ~

以前より度々噂されていたフォードの次世代EVクロスオーバーですが、遂に2019年11月17日に世界初公開されることが判明しました。
このモデルは、かつて大排気量V8エンジンを搭載したマッスルカーであり、世界で最も売れているスポーツカーしても人気を博した「マスタング(Ford Mustang)」をベースにしたもので、コードネームとしては「マッハ1(Mach 1)」と呼ばれる一台(「マッハE」としても商標登録済み)となりますが、このモデルのスタイリングを示すティーザー映像も公開されています(動画は一番下)。

なお、今回公開されているティーザー映像を見るからに、確かにボディスタイルはクロスオーバー系だとは思うのですが、どちらかというとクーペ寄りに近いイメージがあり、ドアももしかしたら4ドアと言いながらも、リヤドアはホンダ「ヴェゼル」やアルファロメオ「ジュリエッタ」のようにハンドルが隠されているものかもしれません。


~アメ車といえどやはり時代の流れには逆らえないのか~

また動画再生時間としては僅か22秒とCM並みに非常に短いですが、フルサイズの粘土から作り上げていくその造形は非常に美しく、確かにチラッとだけ「マスタング」っぽい表情を見せる部分も見えてきます。

なお先述にもある通り、今回発表される次世代EVクロスオーバーは、11月17日に現地アメリカにて公開されますが、日本時間では11月18日となるものの、今のところ日本での市販化の予定はないとのこと。

スペック等については全く何も明らかにされておらず、どういったパワートレインとなり、どういったコンセプトにて登場するのかも明らかにされていないため、今回のモデルは色んな意味で注目が集まりそうですが、個人的にはアメ車=大排気量エンジンを搭載するマッスルカーというイメージが非常に強いため、「とうとうアメ車もEVを積極的に取り入れる時代になったのか…」と、ちょっとさびしい気持ちにもなる瞬間でもありますね。

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Reference:motor1.com