トヨタCEOが将来乗ってみたい車について本音「ガソリン臭くて、燃費が悪い、音がいっぱい出る野性味あふれるクルマが好きだ!」←クルマ業界はまだまだ未来が明るそうだ【動画有】

2020-05-27

~トヨタCEOの発言は、良い意味で世界に影響を与えているかもしれない~

10月23日より開催中の東京モーターショー2019にて、トヨタイムズ企画となるトヨタCEOの豊田明男 氏と香川照之 編集長の特別トークで、記者からの質問に対する豊田章男 氏の回答が大きな話題となっています。

世間では”排出ガス規制・騒音規制”といった厳しい規定の中で、低燃費且つ排出ガスを抑えるEVモデルが主流となっていますが、記者からの質問である「社長自身が乗ってみたい新しい車とは何か?」に対して、以下のように回答しています。

良い質問ですね…

本当のことを言って良いんですか?

僕はね…ガソリン臭くて、燃費が悪くて、音がいっぱい出てね、そんな野性味あふれたクルマが好きですね。

立場上、燃費は大事ですよね?とは言っていますけど、心の底では車というのは、そういうモノだと思っているんですよ。

古い人間ですけど…


~この言葉には”初心を忘れない”想いが込められていると思う~

上の通り、現代の市販化されるモデルとは全く正反対のクルマを好む豊田 氏ですが、これは決してネガティブな発想ではなく、こうした”いつまでも変わらない子ども心(初心)”を持っているからこそ、自動車の進化を追究することができるのではないか?と考えたりします。

なお今では、ガソリンを撒き散らしたり、マフラ音が目立つ車となると、改造車やアメ車、スーパーカーといった車が真っ先に思い浮かぶかと思いますが、ハイブリッドが全く主流では無かったガソリンオンリーのルーツは、まさしくココだったと思いますし、今もなお自動車が進化しているのも、こうしたガソリン車が存在しているからだと思うんですよね。

そう考えると、今回の豊田 氏と記者のやり取りというのは、トヨタの将来や今後を教えてくれた重要な内容であったと思いますし、「トヨタは今後も進化していく」ことを込めた言葉であり、自動車業界はまだまだ明るい世界が待っているんだろうなぁと思わせてくる内容だと思いますね。

【香川編集長×豊田章男 東京モーターショー2019 モリゾウトークライブ】

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