下手したらスズキ新型「ジムニー/ハスラー」が喰われるぞ…ダイハツのオフロードコンセプト「WakuWaku(ワクワク)」が想像以上に凄かった件。何と電動パーキングブレーキ付だ!【動画有】

2020-05-27

~東京モーターショー2019の出展モデルで一番衝撃を受けたのはこのモデルかもしれない~

10月23日より開催中の東京モーターショー2019にて、ダイハツが発表した新型オフロードコンセプトモデル「WakuWaku(ワクワク)」ですが、このコンセプトモデルの完成度が想像以上のモノでした。

当初このモデルは、フルモデルチェンジ版・スズキ新型「ハスラー(Hustler)/ジムニー(Jimny)」をターゲットにした道具感満載のキラーモデルと言われていたものの、そこまで大きな注目を受けることはありませんでした。

ですが、今回投稿された自動車系ユーチューバーroom My hobbyさんの動画を確認してみたところ、「どう考えてもハスラーとジムニーが喰われてしまう程に凄いコンセプトモデルだ…市販化したら売れる」と思わせるほど。
一体どれだけの完成度に仕上がっているのか早速見ていきましょう。

そして先述にもある通り、今回もインプレッション動画を参考にさせていただいたのはroom My hobbyさん。
非常にマニアックな視点でもインプレッションしていく姿は見ていて非常に勉強になりますし、口頭ではなくテロップのみでの解説となるので、ブログ感覚で見れてしまう魅力的なチャンネルだと思います。

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~「WakuWaku」のエクステリアを見ていこう~

早速新型コンセプト「WakuWaku」を見ていきましょう。
ボディスタイルとしては、軽コンパクトクロスオーバーということで、若干カクカクしたスタイリングではありますが、スズキ「ハスラー」の丸っこいボディと「ジムニー」のカクカクしたボディを足して2で割ったような中間スタイルとなりますね。

ボディサイズとしては、全長3,395mm×全高1,475mm×全高1,630mmと軽自動車規格ギリギリのサイズ感となっています。

デザイン的には非常に遊び心あるメカメカしいデザインで、武骨さの中にちょっとしたキュートな側面も見えたりする不思議な顔つきだと思います。

フロントヘッドライトは非常に上質。
C字形状のLEDデイタイムランニングライトがシームレスデザインであり、ヘッドライトは四眼式、更にウィンカーは外側の三灯が点滅するものだと思われます。

サイドから見るとこんな感じ。
一見して2ドアモデルにも見えますが、実際にはドアハンドルが省略された4ドアモデルとなりますね。
足もとには、オレンジのカラーリムが追加された6スポーク式アルミホイールを装着。

リヤデザインはこんな感じ。
フロントに負けず劣らずメカメカしいですね。
フロントライト同様にリヤテールも共通化されたライトを採用し、プラスチックタイプのプロテクタパーツをほとんど使用しないことで、チープに見せない工夫が施されています。

~実車を見てみないとわからない程に工夫が施されたコンセプトモデルだ~

ちなみにコチラ、リヤテールゲートは上のように「ジムニー」と同じ横開きとなり、更には足場用のゲートも準備。

このように大人の男性がゲートに乗っかっても問題なく、ルーフをオープンにすることが可能になっています。

~ただしちょっと残念なポイントも~

ちなみにこのモデル、今回投稿されている動画にて判明したのですが、車内の乗員数は4名ではなく2名なんですね。※追記:リヤシートはフルフラットで倒されていて、実際は4人乗りでした。
てっきり後席がフルフラットに倒されていたのかと思いましたが、最初からリヤシートは準備されていないようです。

~インテリアはかなりの上質レベル~

そしてここからはインテリア。
何と引きレバー式のドアハンドル周りには合成皮革にレッドのカラードステッチが縫合されたトリムを採用し、縦2列のパワーウィンドウスイッチ周りにはオレンジのオーナメントパネルを採用。
更に内ドア表面には模様付の撥水ファブリックを採用していて、非常にユーモアあふれる内容になっていますね。

シートもかなり個性的ですね。
シートのメイン部分には合成皮革を使用し、サイド部分には迷彩模様の撥水ファブリック、そして縁にはオレンジのカラードパイピングが入って非常にオシャレに仕上がっています。

~インテリアデザインだけでなく機能性でも驚くべきポイントが!~

こちらは運転席。
何だか物凄い道具感と近未来感が融合していて、エアコンの吹き出し口周りやコックピットのようなインフォテイメントシステムの組合せもすごくマッチしていますね。

ナビゲーションディスプレイは横長でコンパクト。
その下のエアコン操作類は新型「ジムニー」を想起させるようなトグルスイッチを採用していますね。これは中々に遊び心があります。

そして個人的に最も驚いたのがコチラ。
何とこのモデル、サイドブレーキはフット式ではなく、電動パーキングブレーキが搭載されていました。
スズキ「ハスラー/ジムニー」には搭載されていない上質な機能ということもあって、まさか「WakuWaku」で搭載してくるとは…これは完全に想定外でしたね。

今のところ、このモデルが市販化される予定はないものの、キープコンセプトのままで同じ機能性を持たせて市販化すれば、間違いなく軽クロスオーバー市場を一気に独占する一台になるのではないかと思いますね。

【ダイハツ コンセプトカー WakuWaku 実車 壇上撮影してきたよ☆遊びの世界を広げる軽クロスオーバー DAIHATSU Concept car WakuWaku TMS2019】

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