【世界1台のみ】ランボルギーニ「ガヤルド」ベースのワンオフスピードスター「コンセプトS(Concept S)」がまたオークションに登場!予想落札価格はかなり控えめの約1.44億円

2020-05-27

~おそらくこれからも何度もオークションに登場するだろう~

11月30日にアブダビにて開催されるRMサザビーズオークションにて、ランボルギーニのワンオフモデルとなる「コンセプトS(Lamborghini Concept S)」が出品されることがわかりました。

今回で一体何度目になるのかわからない程に何度も出品されている「コンセプトS」ですが、この個体は2005年にスイス・ジュネーブモーターショーにて出展されたエントリーモデル「ガヤルド(Gallardo)」をベースにしたスピードスターモデルとなります。


~採算度外視で設計したことが仇なり販売できなかった幻のモデル~

「コンセプトS」は、元々世界限定100台のみ販売される予定でしたが、そのあまりにも高すぎるコストの関係で全く採算が合わず(生産許可も下りていたにも関わらず、最後の最後で生産を中止)、結果的にこのプロジェクトはキャンセルされ、プロトタイプモデルとなるロットナンバー001の個体だけが残り、実質世界で1台しか存在しない希少なモデルとなりました。

設計 兼 デザイナーはLuc Donckerwolke氏によるもので、「ガヤルド・スパイダー」よりも更にエクストリームなデザイン性を持ち、しかしそのエクストリームなデザインにより雨の日には全く乗れない実用性無視の一台となります。

しかもコックピットはセンターセクションが設けられていることで完全に二つに分かれており、独立したフロントガラスとロールバーを設けているため乗降りもちょっと大変だそうです。
パワートレインは、「ガヤルド」がベースになっている排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力520hpを発揮します。

なお、走行距離は僅か200kmしか走られておらず、2017年にオークションにて出品されて以来全く走られていない転売目的の一台となっていますが、当時は予想落札価格が約4億円近くにまで上っていましたが、今回の予想落札価格は超控え目の約1.44億円。

おそらく強気な価格設定で全く売れないことが分かったからだと思いますが、そもそも今回も本当に落札されるのかもわからないそうで、もしかすると1億円を切る可能性もあるかもしれませんね。

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Reference:Zero2Turo