【上には上がいた…】限定400台のみとなるスバル「インプレッサ22B STi」がカーセンサーにてまたまた販売中。今度は走行距離6.9万kmで、価格は1,168万円から

2020-05-27

~カーセンサーにはまだまだお宝がたくさん眠っているようだ~

先日欧州の中古車市場にて、スバル世界限定400台のみ販売した超希少モデル「インプレッサ22B STi(Subaru Impreza 22B STi)」(400台中196台目)が、走行距離41,287kmに対して、新車販売価格の約3倍となる約1,390万円にて販売され、更に日本市場においては、中古車サイト・カーセンサーの個体(400台中337台目)にて、走行距離12.6万km走り込まれているにも関わらず、900万円にて販売されていました。

そして今回、新たにカーセンサー(販売元はガリバー407号太田店)にて出品されている個体がかなりのプレミア価格にて販売されていることが判明しました。


~社外製マフラが装着されながらもその価値は十分すぎる程~

今回販売されている個体は、上記2車種同様に年式は1998年で、FUJITSUBO製の大口径マフラやタイミングベルトが交換済みとなる極上の一台となります。
ちなみにボディカラーは大人気のソニックブルーマイカということですが、塗装剥がれなども無く十分なコンディションとなっています。

外観については、FUJITSUBO製の大口径マフラ以外は基本的にノーマル仕様になっていて、足元には純正のBBS社製ゴールドカラーのアルミホイールを装着。
四輪全てに大口径ディスクを備え、フロントに4ピストンキャリパー、リヤに2ピストンキャリパーを装着しています。

ボディパネルについては、リヤフェンダーのホワイトボディのリヤクォーターパネルを一度切断した後にブリスターフェンダーのパネルを溶接するという非常に手の込んだ作業(しかも全て純正)がこの一台に組み込まれているため、現在では考えられない程にスバルの強い想いと魂が込められた一台となっています。

~エンジンは排気量アップで高トルク、直線のパフォーマンスもスーパーカー並~

このモデルでは、栄光のWRカーのイメージを付加価値とすることでプレミアム性を高めるだけでなく、巨大なターボチャージャーや鍛造ピストン、ナトリウム充填エキゾーストバルブ、吸気バルブを採用することで強烈なパワーを発揮できるEJ20型エンジンを搭載。

シャーシ性能に余裕を持たせたうえでエンジンをボアアップすることで、排気量を2.2Lに拡大した水平対向エンジンを採用しています。これにより、最高出力は当時の自主規制である280psを維持しながらも、最大トルクは363Nmを発揮します。

高回転型のイメージが強かったEJ20型エンジンですが、低速トルクでの力強い走りが可能となり、0-100km/hの加速時間は3秒未満と驚異的なスペックを誇ります(当時では考えられない程に速かった)。

インテリアはこんな感じ。
シートは非常にタイトなブラックとブルーのスポーツタイプですが、シート生地はかなり薄そうですね。
後は外付けの水温計等も装着されているのが確認できます。

~その気になる価格帯はもはやスーパーカー並~

ちなみにこのモデルの製造ナンバーを見てみると、359台目/400台中とわりかし後の方に納車されたモデルとなります。

新車販売価格にして約500万円、原価もほぼほぼ500万円にて作られた採算度外視のモデルですが、今回カーセンサーにて登場している個体は”応談”となっているものの、実際に問い合わせてみたところ、何と車両本体価格だけで1,168万円となり、諸費用で30万円、陸送費用・圏外登録費用で75,600円ということで、総支払額は1,205万円での販売になるとのことです。

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