愛知県にて開催の「ラリー・ジャパン2020」に向けてSS2三河湖にてトヨタ・WRCヤリスがリハーサル走行。これに対して批判的な意見を述べた人物が大炎上に【動画有】

2020-10-12

公道ラリーは主催側だけでなく地域の方々の協力もあって成立するイベントだ

いよいよ来年の2020年に愛知県を中心としたFIA世界ラリー選手権・日本ラウンドとなる「Rally Japan 2020」が開催されますが、先日のリハーサルにて愛知県の田舎道(SS2三河湖)を走行するトヨタ・ヤリスWRCのオンボード映像が公開されました。

農村の方々のご協力の元、厳重な管理体制のなかで行われたリハーサル・ラリーですが、そのオンボード映像はかなり迫力のあるものになっていますね。

ただ、その一方で炎上目的として投稿したのかは不明ですが、とあるアカウントが今回のリハーサルに関して独自の意見をリツイートした結果、大炎上することに。

上のツイッターにもある通り、地方の農村山村とはいえ、日本の公道でのラリーか、、、正気の沙汰とは思えないなぁ。万が一人ができてきたら、まぁ跳ね飛ばし轢き殺しですなぁ。。戦うってなにに対して戦うんだろうね。それで事故って人を巻き込んだら、、って意味ないじゃん。とツイート。


公道ラリーの恐怖を一番理解しているのはドライバであり主催側でもあることは周知の事実

この方が言われていることは理解できないわけではないのですが、これはあくまでも農道を許可なく素人が走り回った場合の話であって、今回は農村の方々にもしっかりと事前に許可を得た上で、しっかりと管理・厳重な体制を整えた状態で行われたものであり、更にはプロのラリードライバによるリハーサルが行われたわけですから、”正気の沙汰”という表現は当てはまらないと思います。

限られた場所と時間の中で、地元住民の方々のご協力のもと、命を削ってでも2020年のFIA世界ラリー選手権に向けて調整を進めている姿は”戦っている”という表現が適していると思いますし、それを見届ける農村の方々との一体感も、この動画から確認できると思います。

オンボード映像という情報だけで、根拠のない憶測も交えたネガティブな意見がリツイートされたことは非常に残念ではありますが、その一方で実際のリハーサル現場では、畑へとコースアウトしクラッシュした車両もあったものの、畑の所有者からお昼ご飯が提供されたりと、みんなで助け合う姿が見られるといった何とも温かいシーンも目撃されているとのこと(ラリーは一方的なイベントではなく、皆さんの協力があって成り立つもの)。

危険と隣り合わせのラリーではありますが、会場を一つに盛り上がる素晴らしいイベントでもあり、その危険を一番理解しているのはドライバであり主催側でもあるわけですから、リハーサル含め、2020年に開催される「Rally Japan 2020」でも盛り上がっていけたら良いのではないかと思います。

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