ロールスロイスのチーフデザイナを得た中国メーカ・紅旗(Hongqi)が強気発言「我々はロールスロイスを越えて見せる!」。ロールスロイス「ちょっと何言ってるかわかんない」

~ロールスロイスのデザイナを得た中国メーカに怖いものは無し?~

以前、欧州の超高級自動車メーカであるロールスロイス「カリナン」のデザインチーフであるジャイルズ・テイラー氏をヘッドハンティングした中国の有名自動車メーカFAWグループの一部となる紅旗((ホンチー/Hongqi)が、国内市場に焦点を当てたモデルだけでなく、ゆくゆくはグローバル化も意識した高級自動車の頂点を取るべく、ロールスロイスに対して強気な発言を見せ大きな話題となっています。

紅旗は今後、同社人気モデルであるフラッグシップセダン「L5」を拡販するだけでなく、各国政府の公式リムジンとして製造できるだけの品質とデザイン性を持ったメーカへと進化すると説明し、更には中国ユーザーがロールスロイスという伝統的で敷居の高いモデルを理想とするのではなく、紅旗モデルを必要とするメーカへと急成長するだろうと、ロールスロイスに対して非常に強気な発言を見せています。

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~ロールスロイス出身のデザイナだからこそパクリモデルだったりクローンモデルを販売することは絶対にできない~

もちろん、ロールスロイス出身のジャイルズ・テイラー氏は、”ロールスロイスのクローンモデル”をデザイン・製造するのではなく、紅旗独自のデザインとアイデンティティ(古代彫刻やファッション、書道といった中国文化を想起させる豊かなモデルと説明しているが…)を持たせた魅力あふれる個体を生み出していくと説明する一方、今後は新しい中国の革新的でデジタルな方法を見つけ出さなければならないとして、より顧客のニーズに合わせた一台が開発されることが期待されています。

なお、これについてロールスロイスは「そのような強気な姿勢を持たなくとも、我々が114年に渡るブランド力と歴史が崩壊することはないし、これからもそのブランド力は磨きをかけて強く美しいものになる」と自信を示し、まるで紅旗の発言などは耳に残らない程。

実際のところ、中国版ロールスロイスを浸透させるのは非常に困難であると言われ、ブランディングはもちろんのこと、品質面やデザイン性、走行性能といった面ではまだまだ追いつけない部分は多いと思いますし、すぐに成果が出るとは誰も想像していないと思うので、この中で紅旗がどれだけユーザーの期待を(良い意味で)裏切り、どこまで成長することができるかが大きなポイントになってくると思います。

なお紅旗は、中国の自動車メーカとして高級ブランドに位置しますが、海外ではほとんど知られていないローカルブランドでもあります。
ここからグローバル化へと展開していくのは非常に時間がかかるかと思いますが、このメーカがどこまでアクティブに行動していくかも注目していきたいところです。

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Reference:AUTOCAR_India

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