世界限定32台しか製造されなかったフェラーリ「FXX K」がオークションに登場!更にマセラティ「MC12」やマクラーレン「P1 GTR/セナ GTR」等も出品へ

2020-05-27

~今回のRMサザビーズオークションは一味もふた味も違うぞ~

いよいよ今月末となる11月30日に、史上最大とも言われるアブダビ・グランプリにてRMサザビーズオークションが開催されることが決定していますが、同オークションにて遂にフェラーリが世界限定32台のみ製造した究極のレーシングモデル「FXX K」が出品されることがわかりました。

このモデルは、フェラーリ公式となるCorse Clienti XXプログラムに加入しているVIPオーナーだけが購入することを許された希少なモデルであり、日本市場でも複数人のVIPオーナーしか所有していません。

そして今回オークションにて出品される個体は、レッド系のロッソ・コルサを基調としたボディカラーに、シルバーのアクセントが追加された非常にスポーティな一台で、走行距離は僅か250kmとほぼ新車レベル、そしてワンオーナーという極上の一台と言われています。
予想落札価格は約4.9億円と言われていますが、恐らくこれ以上の価格帯にて落札されるのではないかとの期待も寄せられています。


~その他にどのような個体が出品されるのか見ていこう~

Entry No.2:マセラティ「MC12」

「FXX K」以外にもRMサザビーズオークションにて出品される個体を見ていきましょう。
まずは、マセラティが世界限定50台のみ販売したスペシャルモデル・2005年式の「MC12」も出品されるとのこと。

この個体は、香港のオーナーに納車された一台で、ワンオーナーでありながらも走行距離は約3,000km程とあまり走られていませんが、エンジンのメンテナンスやボディのコンディションは抜群。
なお、予想落札価格は約2.8億円~約3.8億円とのことです。

Entry No.3:メルセデスベンツ「SLRスターリングモス」

続いては2010年式のメルセデスベンツ「SLRスターリングモス」で、メルセデスベンツとマクラーレンSLRの超希少&最終モデル。
スターリングモスは、1955年にミッレミリアにて優勝した「300 SLR」からインスパイアされた個体で、世界限定75台のみ製造されました。

そして今回出品される個体は、走行距離が僅か500kmと非常に少なく、「CLK GTRロードスター」以来となる最も急進的なメルセデスベンツのオープンモデルだと言われています。
なお予想落札価格は約2.8億円~約3億円と言われています。

Entry No.4:ランボルギーニ「ディアブロVT 6.0 SE」

続いても非常に希少な2001年式のランボルギーニ「ディアブロVT 6.0 SE」が出品されます。
世界限定42台のみ製造され、今回は40台目に製造された最も新しい一台となります。
走行距離はたったの30kmと非常に少なく、ボディカラーは特別なMarrone Eklipsisと呼ばれるブラウン系にて塗装。

気になる予想落札価格は、約6,000万円~約8,200万円と言われています。

Entry No.5:ケーニグセグ「アゲーラR」

続いてはケーニグセグが世界限定18台のみ製造した2014年式の「アゲーラR」。
こちらは、僅か2台のみブルーカーボンファイバにて仕上げられた内の1台で、ガソリンとE100バイオ燃料の両方にて使用することができる過激なロードリーガルモデルとなります。
走行距離は約7,100km未満となりますが、ボディにはフルプロテクションラッピングが施されているので、傷は全くないとのこと。

なお予想落札価格は約2.2億円~約2.7億円と言われています。

Entry No.6:マクラーレン「P1 GTR」

続いてはマクラーレンのアルティメットシリーズ・レーシングモデルとなる2016年式の「P1 GTR」。
世界限定58台の内の1台で、カネパグリーンとパパイヤオレンジによるユニークな特注カラーにて仕上げられた一台となります。

予想落札価格は約2.4億円~約2.6億円と言われています。

Entry No.7:マクラーレン「セナ GTR」

そして最後はマクラーレン最新のノンハイブリッドレーシングモデルとなる「セナ GTR」。
世界限定75台のみ製造された個体で、走行距離は不明ながらも一切は知られていないそうです。

予想落札価格は、「P1 GTR」よりも低い約1.6億円~約1.9億円と言われています。

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Reference:RMSotheby’s