フェラーリ新型「ローマ(Roma)」が遂に世界初公開!洗練されたGTスタイリング、V8ツインターボチャージャー搭載で620馬力を発生!

2020-05-27

~その名は「ローマ」。オシャレな街並みに溶け込んだ優雅なGTモデルが降臨~

フェラーリは本日11月14日(イタリア現地では11月13日)、最新のフロントマウントGTモデルとなる「ローマ(Ferrari Roma)」を世界初公開しました。
イタリアデザインの象徴と称されるローマ(イタリア表記でRoma)が由来となる今回の新型モデルですが、1950年代および60年代のローマを特徴づける、優雅なひと時の生活様式を取り入れた、これまでのフェラーリには無い新しい一台となります。

早速新型「ローマ」のデザインを見ていくと、フロントフェイスはややレトロなグリルを備えながらも、空力特性を積極的に採用しているとのことで、これに加えて「モンツァSP1/SP2」のような珍しいフローティングタイプのLEDデイタイムランニングライトとヘッドライトを採用しています。


~デザイン性においてもこれまでのフェラーリには新しい新しい要素をふんだんに盛り込んでいる~

角度を変えていくと、急傾斜なフードと風変わりなフロントガラスが確認でき、フラッシュマウントドアハンドルの採用により、非常にシームレスで滑らかなボディラインを演出していますね。

リヤデザインを見ていくと、LEDリヤテールライトはかなり個性的な水平基調の独立2灯式で、リヤマフラもそれに合わせて両サイド2本出しのクワッドパイプスポーツエキゾーストシステムとブラックのリヤバンパーを共有していますね。
特にリヤテールランプは、以前発表されたPHVモデル「SF90ストラダーレ」を想起させるものがありますが、「ローマ」は更なる独自路線で攻め立てる一台となりそう。

~インテリアも独特で先進的~

インテリアは非常にシンプルながらも大きく変化したポイントがいくつかありますね。
まずは運転席側のデジタルゲージクラスターとポートレート指向のユニークなインフォテイメントシステムを備えるハイテクなキャビンを採用し、助手席側にも独自のインフォテイメントシステムを搭載。
これについてはおそらくオプション設定になると思いますが、これもまたフェラーリの新しいデザイン技術ではないかと思いますね。

またセンターコンソールには、ユニークなギアセレクターを備えるフローティングセンタースタックがあり、3つのセクションに分かれていて、プレミアムレザーとアルカンターラ、更にはメタリックとグロス仕上げのブラックトリムを確認することができます。

~エンジンベースはやはり「ポルトフィーノ」~

気になるパワートレインについてですが、これはやはり「ポルトフィーノ」がベースとなっているようで、排気量3.9L V型8気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載するノンハイブリッド仕様で、最高出力620ps/最大トルク760Nmを発揮。
トランスミッションは、「SP90ストラダーレ」にも採用の8速DCTが搭載されています。

直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が僅か3.4秒、0-200km/hの加速時間は9.3秒、そして最高時速は320km/hにまで到達するとのことです。

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Reference:CARSCOOPS