(豪)フェラーリのV12オープンモデル新型「812GTS」の車両本体価格が判明!やはり高額の約5,010万円から、納期は2020年後半予定

2020-05-27

~オーストラリア市場にて早くも実車が展示されている模様~

9月9日、フェラーリは「F8トリブート(Ferrari F8 Tributo)」をベースにしたオープントップモデル「F8スパイダー(F8 Spider)」を世界初公開しましたが、同日にフラッグシップGTモデル「812スーパーファスト(812 Superfast)」をベースとしたオープンモデル「812GTS」を世界初公開しました。

フロントにV12エンジンを搭載した量産タイプのオープンモデルというのは、1969年に登場した「365GTS4(デイトナスパイダー)」以来で、限定モデルでは2000年に登場した「550バルケッタ」や2005年に登場した「スーパーアメリカ」、2010年に登場した「SAアペルタ」、そして2014年に登場した「F60アメリカ」以来となります。


~「812GTS」は早くとも2020年後半に初期ロットモデルが納車予定。そしてオーストラリア市場での価格も判明!~

そして「812GTS」に採用されるトップルーフの電動開閉機構は、「F8スパイダー」同様にリトラクタブルハードトップ(格納式ハードトップ)を採用し、45km/h以下の走行であれば14秒にて開閉を行うことが可能になります。

なおこのモデルについて、オーストラリアのフェラーリディーラでも一足早く先行展示されているそうで、更に同国の初期ロットモデルは早くとも2020年後半に納車されることが判明しましたが、これに加えて”オーストラリア市場”での車両本体価格も明らかになりました。

オーストラリアでは、関税などの関係でクーペタイプとなる「812スーパーファスト」でも約4,520万円と高額ですが(日本市場では3,982万円)、オープンタイプとなる「812GTS」は更に10%程増となる約5,010万円での販売となることが決定しています。

この流れを日本市場にも照らし合わせてみると、同じ10%増となることを想定したら「812GTS」は約4,400万円からの販売となりますが、なんやかんやで約5,000万円になるのではないかと推測しています。

パワートレインについては、「812スーパーファスト」同様に排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力800ps/最大トルク718Nmを発揮。
直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が3.0秒で、最高時速は340km/h以上になるとのことです。

☆★☆「812GTS/812スーパーファスト」関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:Caradvice