超限定モデル「ラ・フェラーリ/F40」の爆音直管マフラ仕様を動画にて見ていこう。これで日本の車検が通ったら未来はまだまだ明るそう【動画有】

2020-05-27

世界でも稀な直管マフラ仕様のフェラーリ・スペチアーレモデル達を見ていこう

フェラーリのカスタムモデルは数多く存在しますが、「ラ・フェラーリ」等のスペチアーレモデルでは中々見ることのできない直管マフラ仕様。
その官能的で甲高いエキゾーストサウンドの限界を、心の底から堪能できる贅沢な改造とも言えますが、今回は過去に当ブログでもご紹介した、そんな直管マフラ仕様にカスタムされた「ラ・フェラーリ/F40」をご紹介していきたいと思います。

まずは、自動車系人気ユーチューバーのShmee150氏が、世界限定499台+1台でおまけに直管マフラに改造した過激すぎる「ラ・フェラーリ」をレビュー。
「ラ・フェラーリ」は、フェラーリのスペチアーレモデル(エンツォ・フェラーリの後継)として登場するも、一見さんでは購入することが不可能な貴重な一台。

そのためノーマル仕様で走るオーナーさんの方がほとんどだと思いますが、今回登場するオーナーさんは、カスタム・改造が大好物で、今回の直管マフラなんかはおそらく誰も改造してないんじゃね?と思えるほどにとにかく爆音を奏でます。


オーナーはパガーニやケーニグセグも所有する有名実業家

今回直管マフラに改造したとてつもないオーナーさんがこちら。
かなり若そうですが、この方は有名実業家のMike Yin氏(インスタグラム:@shinmikeyin)で、「ラ・フェラーリ」以外にもパガーニ「ウアイラBC」やケーニグセグ「アゲーラR」、マンソリーカスタムの「アヴェンタドール」を所有する等、一台一台がとにかく超高額モデルばかり(噂によれば世界限定10台のみのアポロ「IE」もオーダー済みだとか)。

ちなみにMike Yin氏、先日東京のビンゴスポーツにてアポロ「IE ML(The Golden Dragon)」のジャパンプレミアの際にも出席されていましたね。

そして隣にはパガーニ「ウアイラBC」。
ボディカラーやデザイン的にはアメリカの有名実業家であるクリス・シン氏所有の「ウアイラBC・マッキナ・ヴォランテ」に非常に似ていますが、フロントグリルにあるイタリアントリコローレストライプが存在しないため、それとはまた異なりますね(ちなみにこれだけで約3億円)。

直管サウンドは鼓膜を破壊する程のとんでもない兵器?

耐熱性にも優れる分厚いガラスエンジンフードの下には、「F12ベルリネッタ」にも搭載される排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジンに、HYKERSシステムの電気モータを組合わせたハイブリッドパワートレイン。この組み合わせにより、最高出力963ps/最大トルク900Nmを発揮します。エンジンカバーにはカーボンファイバを採用し、レッドのストライプが何ともオシャレですね。

インテリアはかなりシンプルなブラックを基調としたレッドのストライプ付となるレザーシートを設定。

早速、直管マフラ仕様の「ラ・フェラーリ」がエンジンスタート。
従来のエンジンスタートだけでも十分過激すぎる「ラ・フェラーリ」ですが、直管ともなるとその過激さは計り知れないものに。

Shmee150氏の的確でわかりやすい説明が見事にかき消されること何の。
映像越しでは中々その迫力は伝わりにくいのですが、実際に聞いてみたら間違いなく鼓膜がやられそう。

ちなみに、こういった直管マフラには、触媒やサイレンサーが搭載されておらず、排気圧を調整するものが完全に取り払われるため爆音を奏でることになります。
ただ、こうした直管マフラのメリットを最大限に活かすことができるのは高回転ゾーンに限定されるとも言われ、ストップ&ゴーを繰り返すような公道(信号なんかあったら尚更)では低速域が弱くなるとのことで、とにかく乗りにくいの何の。

あのフェラーリの甲高いエキゾーストサウンドをどのような場面でも楽しめるという意味では非常にメリットの大きい代物ではありますが、やはりそこはスーパーカーブランドたる所以であって、”ボフボフボフ”と耳に苦痛を与えるだけのようなサウンドとなるとちょっとオススメはできない改造なのかもしれません(ましてや世界限定の超希少モデルともなれば改造には躊躇するかもしれませんが、改造を好むMike Yin氏だからこそできたことなのかもしれません)。

【This Ferrari LaFerrari with Straight Pipe Exhaust Makes Ears Bleed!】

~よくよく考えてみたら直管マフラ仕様の「F40」もかなり珍しい~

続いては、スーパーカー密度が明らかに高過ぎるであろうモナコにて、何とも珍しい直管マフラ仕様のフェラーリ「F40」が登場。

「F40」は、1987年にフェラーリ創業40周年を記念して作られたスペチアーレモデルすが、厳密には限定モデルとしては販売されておらず”量産モデル”として登場。
結果的には1,311台製造されましたが、今現在の市場価値は非常に高騰しており、日本円での新車販売価格は4,650万円に対し、時価では約2億円にまで上ります。

そんな「F40」のパワートレインは、排気量2.9L V型8気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力478ps、最大トルク577Nmを発揮。
トランスミッションは5速MTで、駆動方式は後輪駆動(MR)となります。

直管マフラ仕様の「F40」から奏でるサウンドしても非常に重厚感がありますが、”バチバチ”というバブリングはかなり強烈だと思います。

【Terrorizing the Streets of Monaco in a Straight Piped Ferrari F40 !】

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