メルセデスベンツ「AMG GLS63 4MATIC+」が遂にデビュー!最強にして最高の佇まい、23インチの大口径ホイールを装着しても普通に見えてしまうという不思議

2020-05-27

~あまりにもダイナミック過ぎてミドルサイズSUVがコンパクトに見えてしまいそう~

メルセデスベンツ最強のフラッグシップモデルで、更にハイパフォーマンス仕様に仕上げられた新型「AMG GLS63 4Matic+」が世界初公開されました。

今回発表された3列シートタイプの新型「AMG GLS63」は、「マイバッハGLS 680」が登場する前段階の重要な一台ということで、直接的なライバルは存在しないものの、BMWが先日発表したばかりとなる「X7 M60i」が一応対象になると思われ、しかし今回の「AMG GLS63」はスポーツ志向のモデルでもないため直接的なライバルではないにしても、近い存在となるモデルではないかと思われます。


~ベースエンジンは「AMG GLE63」ながらも、直線性のパフォーマンスもそん色ないレベルに~

なお「AMG GLS63」は、コンパクトな「AMG GLE63」と同様に排気量4.0L V型8気筒ビターボエンジンを搭載し、更にはEQブーストマイルドハイブリッドテクノロジーも採用しているとのことで、システム総出力612hp/最大トルク850Nmを発揮します。
トランスミッションについては、9速AMGチューニングギアボックスを採用していて、駆動方式は四輪駆動(AWD)を設定。

これによる直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が4.2秒と非常にスピーディで、これだけの大柄なボディでありながらも「GLE63」よりも僅か0.1秒しか遅くないというのは驚きではありますね。

~外観はとにかく上品で圧力がハンパ無い~

また外観についても、AMG独特のパナメリカーナグリルを採用しながらも非常に上品にコントロールされたフロントフェイスを持ち、しかしフロントヘッドライトはフラットな形で柔らかい表情を見せることで全体的に調和のとれた顔つきになっています。

そして足元のアルミホイールは23インチと大口径タイプではありますが、ボディサイズが相当にダイナミックという事もあって、かなり落ち着いた印象を受けますね。
とりあえず全てにおいてデカイ…

リヤデザインのボリューム感もかなり凄いですね…重厚感があると言いますか。
タイヤも極太であることが伝わってきますし、リヤマフラも両サイド2本出しのクワッドエキゾーストシステムをインストールしています。

~インテリアもとにかく豪華~

インテリアの画像は限られていますが、インフォテイメントシステムとナビゲーションディスプレイが統合された非常にワイドなユニットを搭載し、エアコンの吹き出し口は丸型ではなく、角を丸くしたスクエア型を採用していますね。

非常に滑らかで、オーナメントパネルにもカーボンファイバを採用するほどの高級感が満載の「AMG GLS63」。
価格帯等は明らかにされていませんが、こうした大型のSUVモデルは中国では大きな反響を呼ぶでしょうし、「マイバッハGLS680」も含めて富裕層には人気を得る一台になるのではないかと思います。

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Reference:autoevolution