これ本当?トヨタ新型「カローラ・ツーリング」にスポーツグレード”GT-FOUR”が登場するとの噂が浮上。「セリカ/カルディナ」にも設定されたあの名が遂に復活する?!

2020-05-27

~一方でトヨタはGRグレードの市販化を完全に後回しにしているが?~

トヨタの主要モデルとなる新型「カローラ」が、10月の新車販売台数ランキングにて11年ぶりとなる首位を奪還し、今最も売れている乗用車となっていますが、そんな中で圧倒的な人気を得ているのがステーションワゴンタイプの「カローラ・ツーリング(Toyota Corolla Touring)」。
実はこのモデルに、更なる上位グレードの”GT-FOUR”と呼ばれるハードコアが登場するかもしれないとの噂が浮上しています。


~いずれ設定される新型「GRヤリス」と同じ新開発エンジンを搭載する?~

自動車情報紙ベストカーの情報によると、”GT-FOUR”は過去にトヨタが販売した「セリカ/カルディナ」に名付けられた特別なグレード名で、その駆動力と走行性能はどのモデルよりも優れたものになることが期待されているそうです。

個人的には、過去の偉大なる名称を現行に引き継ぐことは決して否定はしませんが、それであれば「カローラ」ではなく「セリカ」に代わる次期モデルに設定するなど、もう少しその名前を大事にすべきではないか?と考えたりもしますが、ベストカーが大々的に発表してくるということは、それだけ期待を裏切らない一台になるのではないかと思いますね。

具体的には、パワートレインが新開発となる排気量1.6L 直列3気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し(新型「GRヤリス」にも設定される?)、最高出力250ps/最大トルク319Nmを発揮するトルクフルな一台になる模様。

~GT-FOURはGRよりも更に上のグレードになる?~

外観としては、トヨタのアイデンティティでもあるキーンルックにメッシュグリルを採用するのではなく、ほぼほぼダクトとなるようなボコッとした穴が空いたダイナミックなデザインとなる可能性が高く、それでいてフロントフードには大きなダクトが設けられ、”GR Sport”よりも更にアグレッシブ且つメカメカしいデザインになることが期待されています。

ただその一方で、オーストラリア・トヨタの販売及びマーケティング担当副社長であるショーン・ハンリー氏によれば「現段階ではGRカローラの市販化の計画は無い」とも説明しており、新型「GRスープラ/ヤリス」をメインに注力していくことも明らかにしているのですが、もしかすると”GT-FOUR”はGRとはまた別で更にハード且つスポーティな特別な一台となるのかもしれませんね。

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