ホンダ「フィット4」ベースとなるフルモデルチェンジ版・新型「シティ(日本名:グレイス)」の実車が遂に登場!グレードは最上位の”RS”、早速インプレッションしてみよう

2020-05-27

~実車で見てみると新型「シティ」もかなりカッコよくなった気がする~

先日の11月25日に発表・発売されたホンダのフルモデルチェンジ版・新型コンパクトセダン「シティ(City、日本名:グレイス)」ですが、早くも実車モデルがタイのホンダ・ディーラに到着したとのことで画像が公開されています。

今回公開されているのは、新型「シティ」より新たに導入された最上位スポーツグレードの”RS”ということで、タイ市場においても最上位グレードの人気は非常に高いとのこと。
ボディカラーもスポーティなワインレッド系を採用しており、足元には16インチアルミホイールを装着しています。


~まずは新型「シティ」の外観をチェックしていこう~

早速フロントデザインからチェックしていきましょう。
フロントエンドには、最上位グレードをしっかりとアピールする”RS”バッジが貼付され、”Honda”エンブレムが貼付されるフロントバンパーは特別にグロスブラックに塗装されていますね(どことなくフロントのグリルレス風バンパーは、ベースとなる新型「フィット4」を想起させるデザインに)。

またフロントスプリッター部分には、Moduloカスタムとは大きく異なるカーボン調のパーツが採用され、スポーティなだけでなくちょっとした高級感も演出されています。

ちなみにフロントヘッドライトとデイタイムランニングライトはLEDを採用し、ウィンカーもおそらく上部に設けられていると思われ、この辺りのアグレッシブさは「アコード/シビック/インサイト」に似た部分がありますね。

~リヤデザインは”RS”グレードならではのスポーティさを表現~

リヤデザインはこんな感じ。
リヤテールランプは、新型「フィット4」とほぼほぼ同じU字形状を採用していますし、更にはシャークフィンアンテナも、ボディカラーに関係なくブラックにて統一されていますね(恐らくコストカットも兼ねてブラックに統一していると予想)。

トランクスポイラーやリヤディフューザーも”RS”専用パーツとなりますが、これだけでも十分スポーティですし、特にオプション設定する必要も無さそうですね。

~インテリアは新型「フィット4」から約50%程パーツを共有している模様~

こちらはインテリアデザイン。
外観同様、新型「フィット4」をベースにしているとのことですが、エアコンの吹き出し口やエアコンのスイッチ類、更にセンターシフトノブとシフトブーツ付のシンプルな感じは上手く流用されていますが、まさかの電動パーキングブレーキは搭載されずで手動式。

発表当初は、最上位グレードのみ電動パーキングブレーキが設定されると資料にも記載されていましたが、あれは誤記だったのでしょうか?

シートは合成皮革とファブリックのバイマテリアルを採用し、しっかりとセンターアームレストも装備されていますね。
レッドのカラードステッチが何ともスポーティでクール。

後席スペースはこんな感じ。
後席のリクライニングはでき無さそうですが、足元のスペースはしっかりと確保されていて、コンパクトセダンではありながらも窮屈そうな感じでもありませんし、何よりもそこまで天井が低そうに見えないところが高評価。

~改めて新型「シティ」のパワートレインとグレード別価格帯を見ていこう~

気になるパワートレインについてですが、タイ政府のエコカーフェーズ2計画に合わせて、排気量1.0L 直列3気筒VTECターボエンジンを搭載されるとのことで、最高出力122ps/5,500rpm、最大トルク200Nm/2,000rpm~4,500rpmを発揮し、トランスミッションはCVTのみをラインナップし、燃費性能も33%向上するとのこと。

そして最も気になるであえろうグレード別価格帯をチェックしていきましょう。
グレードは大きく4種類をラインナップしていますが、全て1.0Lターボエンジンで、トランスミッションはCVTのみとなります。

・グレードS[CVT]:約196万円
・グレードV[CVT]:約213万円
・グレードSV[CVT]:約236万円
・グレードRS[CVT]:約263万円

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