えっ、また?ブガッティ「シロン・ノワールエディション」が発売スタート!限定20台、価格3.6億円から

2020-05-27

~ブガッティは意地でも「シロン」500台を早く売り切ろうとしている~

2016年に世界限定500台のみ販売スタートしたブガッティ「シロン(Bugatti Chiron)」。
現在もまだ販売が続いており、ブガッティCEOであるステファン・ヴィンケルマン氏がこれまでランボルギーニやアウディにて経験してきた限定商法を上手く活用することで、少しずつ「シロン」の販売台数を500台に近づけようとしていますが、今回また新たな限定モデルとなる「シロン・ノワールエディション(Chiron Noire Edition)」が発表・発売されました。

このモデルは、2020年の夏ごろより出荷スタートする予定とのことですが、限定20台のみの販売となり(限定500台の内の20台を意味)、価格帯としては約3.6億円からとのことで、従来の「シロン」よりも約5,000万円ほどに価格アップしていることになります。


~今回の限定モデルは基本的にブラックのみ~

なお「シロン・ノワールエディション」は、大きく「シロン・ノワール・スポーティブ(Chiron Noirre Sportive)」と「シロン・ノワール・エレガンス(Chiron Noire Elegance)」の2種類がラインナップされているそうで、いずれのグレードもカーボンファイバとブラックペイントによるブレーキキャリパを標準装備とし、更にスポーツ版を選択された方には、トリム部分にマットブラックのペイントが施されるとのことです。

そのほかの特別な装備については、インテリアのセンターアームレストに特別なバッジが貼付されるとのことで、更にはエンボス加工や特別なアルミニウムパーツを採用。
足もとには、専用Caractereホイールを装着しているとのことですが、タイヤはミシュラン製のままで乗り心地などは特に変更はありません。

パワートレインは、排気量8.0L W型16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、最高出力1,500ps/最大トルク1,600Nmを発揮するとのことで、「チェントディエティ/シロン・スーパースポーツ300+」とは異なってエンジンチューニングを施していないシンプルなモデルとなります。

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Reference:autoevolution