日産のこの動画を待っていた!「GT-R」誕生50周年を記念して歴代「スカイラインGT-R」達が富士スピードウェイを走り抜ける最高の動画を公開【動画有】

2020-05-27

~日産は「GT-R」と共にまだまだ突き進まなければならない~

最近全く持って勢いが感じられない日産ですが、ようやく2020年より新型車5車種が登場するものの、いずれも市場での需要やターゲット層の広さ、トレンドといった日産本来の強みを活かしたクルマ作りではなく、単純に売り上げ目線であることがはっきりわかってしまうほどに経営方針が変わってしまいましたが、そんな中で唯一希望が見え隠れしているのが、ハイパフォーマンスモデルとなる「GT-R」。

このモデルが1969年に誕生して、2019年で50周年を迎えることになり、その記念モデルとして「GT-R R35 50th Anniversary」が登場しましたが、このモデルが登場するまでの歴代「スカイラインGT-R」が、一挙に富士スピードウェイを走るPR動画が公開されました。

▽▼▽関連記事▽▼▽


~早速歴代「スカイラインGT-R」達を見ていこう~

まずは初代モデルとなる「スカイライン(ハコスカ)GT-R」。
フロントデザインからして改良型のKPGC10ではないかと思いますが、今もなおカスタムモデルやリバティーウォークのワイドボディキット装着モデルとしても数多く登場していますね。

私も何度かハコスカGT-Rは同乗させていただきましたが、今の日産では考えられないような独自性を貫く鋭い走りと、独特のサウンドが持ち味だと考えていて、当時の考えを思い返しては、日産には再起してほしいとさえ思えるほど。

そして2代目となるハードトップクーペタイプの「スカイラインGT-R」。
先代では採用されなかったフロント・リヤオーバーフェンダーが非常に特徴的で、その他専用ラジエータグリルやリヤスポイラーを装着することで更にスポーティ性を強化。
このモデルからラジオが標準装備されたことも印象としては大きかったと思いますね。

そしてここから一気にデザインの方向性が変化し、走りにおいても大きく進化が見られた3代目となる「スカイラインGT-R BNR32」。
当時の最新デバイスとなるATTESA E-TSやSuper HICASを搭載したことで世間を大きく賑わせたこともありました。

そして何かと話題のあった4代目となる「スカイラインGT-R BCNR33」。
ニュルブルクリンクサーキットでの周回タイムにおいて、先代のR32に比べて21秒も速くクリアしたことから生まれた言葉が「マイナス21秒ロマン」でした。

そして私の中で最も心を動かした一台が5代目となる「スカイラインGT-R BNR34」。
映画「ワイルドスピードX2」にて、ブライアン・オコナーが乗っていたシルバーとブルーのストライプが入った「R34」のインパクトもあってか、この個体はいつまでも私の中では国産モデルの最高峰に君臨しています。

▽▼▽関連記事▽▼▽

ちなみに今回富士スピードウェイにて走行したのは、R34最後の特別記念モデルとなる「V-SpecⅡ」となります。

歴代スカイラインが列を連ねて走る姿は筆舌に尽くしがたいものがありますね。
この映像は非常に貴重だと思いますし、こういった感動的なストーリーを物語る動画を日産にはこれからも作って行ってほしいところです。

そして最後を締めくくるのは現行モデル「GT-R R35」。
スカイラインブランドから切り離されたモデルではありますが、今もなお世界中の「GT-R」ファンによって愛される一台でもあります。

【Nissan celebrates 50 years of GT-R】

☆★☆「スカイラインGT-R」関連記事5選はコチラ!☆★☆