遂に来た!マクラーレンが2020年春に次世代プラットフォームと新開発V6ハイブリッドエンジンを発表へ。0-100km/h加速時間はブガッティ「シロン」よりも速い!

2020-05-27

~いよいよ2020年に新世代プラットフォームと新エンジンが登場へ!~

マクラーレンのアルティメットシリーズ「P1」に続くハイブリッドハイパーカー・新型「スピードテール(McLaren Speedtail)」がもうすぐ登場する予定ですが、その一方で2020年春頃より、マクラーレンCEOであるマイク・フレウィット氏が、次世代プラットフォームと新開発・軽量仕様のV型6気筒ハイブリッドパワートレインを発表すると、海外自動車ニュースサイトCar and Driverとのインタビューにて明かしました。


~0-100km/h加速はマクラーレン史上最速、ブガッティ「シロン」よりも速いぞ!~

マクラーレンは今後、3~4年にてラインナップモデルを完全にハイブリッド化することを目指しており、EVのみでの航続可能距離は24km~32km、フラッグシップモデルの駆動方式は四輪駆動(AWD)とし、0-100km/hの加速時間は2.3秒とブガッティ「シロン」の2.5秒よりも速いスペックを持つとのこと。

また次世代プラットフォームを搭載する最初のモデルについては、2020年末までには明らかになるとのことで、2021年初め頃よりメイン市場となるアメリカから販売する計画があるそうです。

~マクラーレンはPHVモデルの市販化の可能性も残している?~

マイク・フレウィットCEOによれば、ハイブリッドパワートレインを搭載することで、車体重量は僅か30kg程しか重くならないと主張しているそうですが、これはあくまでも軽量仕様のV型6気筒エンジンを搭載したリヤドライブモデルにのみ適用されるため、フラッグシップモデルや四輪駆動モデルに関しては更に重くなる可能性がある一方、更により高価なモデルに関してはV型8気筒ターボチャージャーエンジン+電気モータを組合わせたPHV(プラグインハイブリッド)がラインナップされることも十分に期待されています。

~マクラーレンCEOはPHVを嫌っているためにV6ハイブリッドが限界?~

ただ、マクラーレンは以前よりPHVを非常に嫌っており、リチウムイオンバッテリを搭載することで車体重量が重すぎたり、価格帯も更に高額になるため、マクラーレン本来の軽さを活かした走行パフォーマンス・コストパフォーマンスを十分に発揮することができないと説明。

2023年には、ソリッドステートバッテリー技術を搭載したモデルも導入する計画があるようですが、そういった実用性を高めたモデルをラインナップするには、おおよそ30年かかるとも説明しているため、まずは軽量仕様のハイブリッドモデルの登場が期待したいところです。

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Reference:CARSCOOPS