遂に来た!(印)スズキ初の電気自動車「Futuro-E」を商標出願していたことが判明。2020年2月にコンセプトモデルも確認可能に?

2020-05-27

~遂にマルチ・スズキがEVモデル発表か?!~

インド市場をメインに販売を手掛けるマルチ・スズキが、全く新しい電気自動車(EV)と思われる「Futuro-E」を商標出願していたことが分かりました。

マルチ・スズキは以前、「アルト」の後継モデルと謳った「Future-Sコンセプト」を、オートエキスポ2018にて世界初公開し、更にこのコンセプトモデルをベースにしたコンパクトクロスオーバー「エスプレッソ(S-Presso)」を発表・発売したばかりでした。

そして今回商標出願された「Futuro-E」ですが、恐らくデザイン的には「エスプレッソ」をベースにしたピュアEVモデルになると思われ、スタイリング的にもコンパクトクロスオーバーに近い可能性がありそうです。


~モデルベースは以前より目撃されている開発車両の「ワゴンR」~

なお「Futuro-E」は、2020年2月にインド・デリーにて開催されるオートエキスポ2020にてコンセプトモデルとして発表される可能性がありますが、今のところどういったスペックにて発表されるかはわからないものの、もしかすると以前より度々目撃されてきた「ワゴンR」がベースとなることも十分に考えられそう。

インド市場では、まだまだEVモデルの普及は進んでいないものの、ヒュンダイモーターやMGモーター、タタモーターといった競合メーカが存在する中、EVモデルのほとんどがクロスオーバースタイルであるとして、おそらくマルチ・スズキもクロスオーバー系のモデルとして販売してくると思われます。

そしてこちらが、以前より度々目撃されているEV仕様の「ワゴンR」開発車両。
パワートレインとしては、10~25kWhのリチウムイオンバッテリを搭載した72Vシステムを採用し、約130kmの航続距離を可能とする街乗りをメインとした一台。
バッテリ充電は僅か60分程で完了するとのことですが、まだまだ充電設備が普及していないインド市場にて本当に売れるのか?といった疑問の声が多数挙がっています。

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Reference:IndianAutosBlog