テスラ最強の新型EVトラック「サイバートラック」に大幅なデザイン変更の可能性。歩行者保護性能の面で欧州規格を万属していない可能性が高い模様

2020-05-27

~普通に考えたら公道でコレが走ってたら危険だと思う~

先日開催されたアメリカ・ロサンゼルスオートショー2019にて、100%電気自動車メーカであるテスラが発表した超絶エクストリームなEVトラック・新型「サイバートラック(Tesla CyberTruck)」。
その斬新すぎるデザインと圧倒的なスペック、そして約400万円台から購入できるというコスパの高さから大きな注目を浴びていましたが、このデザインのままで登場することがかなり難しくなっていることが明らかとなりました。


~誰もが予想していたであろう歩行者保護性能について~

海外自動車ニュースサイトmotor1.comの情報によると、新型「サイバートラック」のエッジの効き過ぎたデザインについて、欧州が定める規制をクリアするために基本構造の点から大幅に修正する必要があるとのこと。

具体的には、「サイバートラック」の攻撃的過ぎるフロントエンドや、バンパーとボンネットが歩行者を保護するために必要なエネルギーを吸収するような構造になっていないことから(歩行者と車両が衝突した場合)、欧州にて定められた歩行者保護性能の要件を全くクリアできていない可能性があると指摘。

まぁ、これは誰もが予想していたことだと思いますし、欧州市場に限らずアメリカや日本市場でも確実に引っかかってくるポイントだとは考えていたものの、既に「サイバートラック」の先行予約は20万件以上を突破していますし、このようなエクストリーム且つエッジの効き過ぎたデザインに惚れ込んで予約した人がほとんどなわけですから、ここから大幅なデザイン変更に加えて、結果的に「モデルX/モデル3」のような柔らかい表情に一新してしまったら売れる可能性は限りなく低くなるでしょね。

その他においても、サイドミラーカメラやヘッドライトクラスター、小型タイヤ、フロントガラスワイパーについても変更しなければならないとの情報もありますが、こうした指摘を受けてテスラがどのように対応していくのか、テスラCEOであるイーロン・マスク氏はこうしたことを想定して、既に別のデザイン案を検討しているのかは明らかになっていません(もしかしたら、こういった問題もイーロン・マスク氏は想定していたかもしれない)。

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Reference:motor1.com