相変わらず日本は放置…日産が欧州市場向けのSUVを18か月以内に”ほぼ全て”一新し新型も発表へ。第一弾はフルモデルチェンジ版・新型「エクストレイル」

2020-05-27

~日産の欧州市場への力の入れ具合がスゴイことに…~

既に日本市場においては、2020年内に新型車5車種を発表・発売することを決定している日産ですが、一方で最も力を入れている欧州市場においても、今後18か月(1.5年)以内にSUVモデルをほぼ全て一新・フルモデルチェンジを果たすことを明らかにしました。

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~2020年一発目の新型SUVは「エクストレイル」に~

既に2019年にフルモデルチェンジを果たした新型「ジューク」は別として、2020年最初に登場するであろう最新SUVモデルは、フルモデルチェンジ版・新型「エクストレイル(海外名:ローグ)」が今後6か月以内、そしてその次は「キャッシュカイ(日本名:デュアリス)」が2020年9月に発売される予定とのこと。

日産欧州部門のトップであるGianluca de Ficchy氏によれば、新型「エクストレイル/キャッシュカイ」は、2021年半ばまでには必ず登場すると明らかにしており、更にその期間のなかで新たな電動パワートレインを搭載するSUVモデルも登場すると説明。

~「アリヤ・コンセプト」の市販モデルも登場~

おそらくではありますが、この電動SUVは東京モーターショー2019にて世界初公開された「アリヤ・コンセプト」をモチーフにした量産モデルだと思われ、フロントにデュアルモーター、リヤにシングルモータを備え、更にはプロパイロット2.0システムをインストールした、新世代型SUVとしての登場が期待されています。

ただ残念なことに、日本国内の元日産関係者の情報によれば、「アリヤ・コンセプト」の市販モデルは、コンセプトのデザインから大きくかけ離れた内容になっているとも聞いているので、「そもそも本当に市販化するのか?」という疑問も含めて、この辺りはそこまで強く期待できるものでもないように感じますね(価格もかなり高額になるようですし…)。

~日産の新型車発表が単なる”日産の自己満足”で終わってほしくない~

一方で新型「キャッシュカイ」については、「IMQコンセプト」をモチーフにしたアグレッシブなフロントフェイスを得るとも言われていますが、個人的には現行モデルをより引き締めた程度で良いのでは?と思ったりするものの、この辺りは日産がどれだけユーザー視点にたってデザインを仕上げていくのかを注目していきたいところです。

ただ単純に新商品を増やすのではなく、ユーザーが心の底から「欲しい!楽しい!」と思えるようなモデルを販売することが必要ですし、今のままでは「日産の自己満足で販売」することにもなりかねません。
まだまだ日産には頑張ってほしいところですし、昔「スカイラインGT-R」が登場したときの様なワクワクするような車を生み出してほしいところです。

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Reference:CARSCOOPS