レクサス新型「LM300h」のVIP後席に座ってみた。トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」のロイヤルラウンジとは異なる?車内の広さや快適席は?

2020-05-27

~どこよりも早く新型「LM300h」のインプレッション情報をお届けしようと思う~

さて、中国・広州の某所にてメディア・VIP顧客向けに一足早く公開されたレクサス初の新型フラッグシップミニバン「LM300h(Lexus Luxury Mover 300 hybrid)」。
本展示会に参加された当ブログの読者の方から、「LM300h」のVIP後席に座った際のインプレッション情報と画像を提供いただきましたので、当ブログにて簡単にご紹介していきたいと思います(H様には心より感謝!)。

今回広州にて公開された個体は、ボディカラーがブラックで、2列4席シートレイアウトのロイヤルラウンジ仕様。
ビジネスもしくは送迎の際に利用される上位グレードとなりますね(ファミリー向け等には3列7席シートレイアウトもラインナップされている)。

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~VIP後席の前にナビゲーションディスプレイのちょっとした情報~

後席インプレッションの前に…フロントコックピットのセンターに搭載されている12.3インチのインフォテイメントディスプレイですが、どうやらリモートタッチ以外にも、実際にディスプレイにタッチしながらも操作できるとのことで、このあたりは新型「RX」や、2020年にビッグマイナーチェンジ予定となる新型「IS」でも設定される内容になっていますね。

~VIP後席をインプレッションしていこう~

そしてここからは、VIP後席ともいえる2列目のキャプテンシートを見ていきましょう。
実際に後席に2人が座った際のスペースはこんな感じ。
撮影の角度にもよるとは思いますが、ちょっと窮屈そうにも見えるものの、足元のスペースはしっかりと確保されている様子。
ただ、センターアームレストに肘を置いた場合、隣の人と普通に接触してしまうのはちょっと残念。

フロントシートバックに設けられた26インチ大型ディスプレイのインパクトはかなり大きく、マークレビンソンプレミアムサウンドシステムを搭載しているため、音質もかなり良いとのこと(オーケストラ音楽が特にその力を発揮するそうです)。

実際にキャプテンシートに乗ってみるとこんな感じ。
H様の情報によると、シートは結構柔らか目ではあるものの、中国市場にてラインナップされるトヨタ「アルファード」の本革シートとはそこまでの違いは無いとのこと(あくまで個人の感想)。

あとは上の画像の通り、電動オットマンやリクライニング機能を使ってゆったりとくつろぐこともできますが、身長の高さによっては足が画面下のレザートリムに当たる可能性もあるとのこと(シートを前後にスライドできるかどうかは聞けていないものの、確かスライドできなかった記憶が…)。

そう考えると、中国市場では約3,000万円近くにも上るプレミアム・ピープルムーバ―ではありますが、それだけの金額を支払う価値があるか?と問われるとちょっと難しいところ。
新しいもの好きの中国富裕層は購入するかもしれませんが(あとはステータス)、冷静に考えてみたらトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」のロイヤルラウンジ仕様でも十分じゃね?と思えるほどだそうです。

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