BMW幹部「大型キドニーグリルはポジティブな意見を頂いている。だから大丈夫だ!」←既に発売前から批判の嵐だが本当に大丈夫か?

2020-05-27

~意外にも”あの”キドニーグリルは高い人気を得ている?~

今年9月に開催されたフランクフルトモーターショー2019にて、BMWが衝撃的なコンセプトモデル「コンセプト4(BMW Concept 4)」を発表しましたが、このコンセプトモデルに採用された縦長の大口化されたキドニーグリルが、次期「4シリーズ」やハイパフォーマンスモデル「M3/M4」にも採用される?と噂されています。

そんな衝撃的な大口化されたキドニーグリルに関して、自動車ニュースサイトAutocarのレポートによると、BMW幹部であるPeter Henrich氏によれば「今後採用されるであろう大型キドニーグリルは、既にユーザーから前向きなコメントを頂いている」とのこと。


~キドニーグリルが大きくなるのはあくまでも一部~

新型「7シリーズ/X7」辺りからとんでもなく大きくなっているキドニーグリルですが、既にユーザーからは批判の嵐を受けているとは聞いているものの、実際にアンケートや調査を行っていないため「本当に批判的な意見ばかりなのか?」というのは確かにありました。

また同氏によれば、今後全てのラインナップモデルにおいて縦長のキドニーグリルを採用するわけではなく、そのモデルの個性を活かすために縦長にすることもあれば、横長にするといった考えがあるそうで、一概にフロントフェイス全てがキドニーグリルで埋め尽くされるわけではないとのこと。

~BMWは常に前向き且つ強気な姿勢でいるのかもしれない~

当初は違和感しかなかった縦長キドニーグリルですが、見慣れてくると「あれっ?意外とカッコいい?」と思える気にもなってきますが、果たして本当にこのデザインで売れるのかどうかは全くの別問題。

上の画像はあくまでもレンダリングではありますが、これに近いデザインになる可能性は高いわけで…ただBMWは、過去に「どのメーカもかなりの勢いで動き続けている。誰かが立ち止まってしまうと、すぐにそのメーカは標的となってしまい、折角独占していた市場がすぐに奪われてしまう。そういった世界で戦い続けるには、常に新しいデザインと共に色んな意味で進化していくことが重要である」と説明していました。

仮にレンダリングやコンセプトモデルとは言っても、かなりトーンダウンした量産モデルが発表されたときのガッカリさ加減は、皆さんも経験したことがあるのではないかと思いますが、「やっぱりコンセプトモデルの方が良かった」と思わせないように初めから攻めの姿勢で立ち向かっていくのがBMWの新たな考えなのかもしれません。

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Reference:motor1.com