スズキ新型「ジムニー・シエラ」をライバルとするビッグマイナーチェンジ版・ラーダ新型「ニーヴァ」はかなり改良されていた。何とSOSコールも搭載しているぞ!

2020-05-27

~衝撃的なビッグマイナーチェンジを果たした新型「ニーヴァ」は、まだまだ細かい変更が施されていた!~

1977年より発売スタートし、約40年間一度もフルモデルチェンジしなかったロシアの自動車メーカ・ラーダ「ニーヴァ(Lada Niva)」。

この度、発売後42年目にして初のビッグマイナーチェンジを果たし、ライバルとするスズキ新型「ジムニー・シエラ(Suzuki Jimny Sierra)」に真っ向から勝負を挑むことになりますが、実は名称も「ニーヴァ」から「4×4 Urban(フォー・バイ・フォー・アーバン)」に変更され、更には内外装共に細かい部分において大きく変更されていることが確認できます。

前回のブログでは、エクステリア部分においてフロントロアバンパーの変更とフロントフォグランプが追加されたことをお伝えしましたが、これに加えてアルミホイールもY字スポーク形状並びに安全性を向上させているとのことです(エクステリアはほんの僅かな変更であるもレトロ感があって非常に好み)。


~インテリアの変更ポイントはフルモデルチェンジレベル?!~

インテリアについては、おさらいも含めると、ダッシュボードが一新され、ロータリーダイヤルと大きな通気口が供えられた新デザインエアコンシステムやスピードメータ/タコメータの一新、トリップコンピュータ用のメニューが拡張される等、必要なインフォメーションをしっかりと取り入れています。

更にグローブボックスのサイズが大きくなり、センターコンソールに2つの12Vソケットが追加され、センタートンネルには2つのカップホルダーと小さな収納スペースが追加されるなど、実用性を大幅に向上させています。

そして個人的に驚いたポイントがコチラ。
何と室内灯近くにはSOSコールも搭載され、事故や体調が悪化した際に救急車等を呼ぶシステムを導入するという先進性。
こういったポイントはスズキ新型「ジムニー」には無いところですね。

その他にも、横方向のサポートが強化され、快適性が向上した新設計シートや、フロントの折り畳み機構の信頼性向上、リヤシート2つのヘッドレストが追加される等、現代に合わせたデザインが積極的に採用されていますね。
あとはインテリア照明やオーバーヘッドハンドル、サンバイザー、Aピラートリムの追加、断熱材や遮音材の追加により振動・騒音を減少させることで快適性を大幅にアップさせています。

パッと見ではそこまで変更されていないように見える新型「ニーヴァ(4×4 Urban)」ですが、細かい部分を見ていくと大幅な変更が施され、まさにビッグマイナーチェンジの名にふさわしい改良になっているのではないかと思いますね。
価格帯については後日明らかになると思われます。

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Reference:CARSCOOPS