【アメリカ限定10台のみ】超希少なフェラーリ「F60アメリカ」がカナダにて販売中。走行距離わずか177km、中古車販売価格は応談ながらも3億円超えは確実か

2020-05-27

~かなりレアな「F60アメリカ」が中古車市場に登場~

フェラーリがアメリカ限定10台のみ販売したオープントップモデルとなる「F60アメリカ(Ferrari F60 America)」が高級中古車ディーラJames Editionにて販売されています。
このモデルは、アメリカを拠点にして60周年を迎えた際の特別記念モデルということで、同社フラッグシップモデルとなる「F12ベルリネッタ(F12 Berlinetta)」をベースにオープンボディ化したもの。

フロントフードやフロントエンド、フェンダー等を「F60アメリカ」専用のパーツに移植し、更にリヤデッキも改良することで、1967年の「275 GTS-4 NART」を想起させるようなクラシックな部分も垣間見える一台となっています。

2014年に発表されたこのモデルは、2016年にアメリカ・フロリダのパームビーチカヴァリーノクラシックにて最初の個体が納車されたとのことですが、その際の価格帯は約3.5億円にものぼるといわれているものの、実際にその価格は厳密には明らかになっていないとのこと。


~早速「F60アメリカ」の概要を見ていこう~

そして今回、カナダにて販売されている個体を見ていくと、ボディカラーは非常に美しいブルー系で、ホワイトのセンターストライプに加え、Aピラー周りもホワイトのアクセントに仕上げていますね。

リヤプロファイルを見ていくと、足元のアルミホイールはちょっと珍しいデザインの5スポークタイプで、ブレーキキャリパはフェラーリらしいレッドにてペイント。

リヤエンドはこんな感じ。
リヤテールランプは一灯式で、両サイド2本出しとなるクワッドエキゾーストシステムをインストール。

そして「F60アメリカ」の大きな特徴でもある2トーンスタイルシート。
運転席側がレッドで、助手席側がブラックというスタイルは斬新ながらも大きな話題を呼んだデザイン。
シート地はかなり薄めのスポーツシートを採用したフルレザータイプとなります。

運転席周りはこんな感じ。
ダッシュボード周りも、運転席と助手席で色分けをしているのもユニークですね。

気になるパワートレインですが、「F12ベルリネッタ」がベースとなっているため、排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力730hp/最大トルク690Nmを発揮。
トランスミッションは7速DCTを搭載し、0-100km/hの加速時間は3.1秒とかなりの加速力を発揮します。

走行距離はわずか177kmとのことで、ほぼ新品の転売用だと思われますが、気になるその中古車価格は応談。
おそらくではありますが、当時の新車販売価格となる約3億円以上をキープしているものと思われます。

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Reference:James Edition